
あまり花は目立たない大きさなのだが、黄色い花を咲かせている。
実の形が漢方や香辛料に使う丁子(チョウジ)=クローブに似ていて、葉がタデに似ていることからチョウジタデと命名されたようだ。
別名をタゴボウというが、根がゴボウ根だという以外にゴボウとの共通点はなさそう。
ゴボウ根というのも実際に引き抜いて確認したわけではないので後日確認してみたい。
しかし、確認の前に稲刈りが済んでたらどこに生えてたか判らなくなる・・・
タデの名がつきながらもタデ科ではないし、別名をタゴボウといってもゴボウ(キク科)の仲間でもない。
アカバナ科チョウジタデ属という分類になっている。
チョウジタデ属には10種ほどあるようだが、これはチョウジタデで間違いないと思う。
アカバナなのになんで黄色い花なの?
という疑問もいつか書いたと思うが、これはカタカナ表記の弊害。
「アカバナ=赤葉菜」:秋になると葉が紅葉するということに由来する
稲作とともに伝わってきた史前帰化植物といわれているが、史前帰化というのはどうやって特定したのか興味をおぼえる。