北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

ホンサナエ

2011年03月07日 | トンボ目
砂泥質の流れがゆるやかな河川などで見られるサナエトンボの仲間。
基本個体数の少ないトンボだが、西岡水源地では札幌で一般的なモイワサナエよりも本種の方が個体数が多く、よく見られた。


ホンサナエ ♀ 2010年6月13日 豊平区

この個体はコサナエでした。wataさんありがとうございました!!







尾の先が太くて身体もがっしりしていてかっこいい。
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コノシメトンボ

2011年02月22日 | トンボ目
夏から秋にかけて見られる赤トンボ。ノシメトンボに似ているが少し小さい。
北海道では、ほぼ全域に記録があるが産地は局地的で少なく道東、道北では特に稀な種です。札幌での分布も局地的だけど僕はきっとノシメトンボだと思って数頭は見過ごしてしまっているのだと思う。


コノシメトンボ 2010年8月29日 清田区
赤トンボの中でもかなり赤くなる。




逃げたと思ったらすぐに止まってくれた。
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オオルリボシヤンマ

2011年02月17日 | トンボ目
夏から秋にかけて札幌で普通に見ることのできる大型の綺麗なヤンマ。似た種にルリボシヤンマがいて胸部側面で見分けるのだが中にはあいまいなものもいるので同定に困ることがある。


オオルリボシヤンマ ♂ 2010年8月21日 北広島市
朝8時過ぎトンボ池を飛んでいた個体を網で捕獲した。トンボ捕りをするにしてはまだ時間が早いので数個体しか飛んでいなかった。近所ではオニヤンマにおされ気味だが少なくないトンボ。





♀ 2010年9月5日 清田区 平岡公園にて
ここでは本種とオニヤンマとで住み分けされているからなのか本種の個体数は多い。





2010年7月17日 北広島市
木に止まってじっとしていた。


2010年9月5日 平岡公園にて
産卵している。
コメント (12)
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コオニヤンマ

2011年02月10日 | トンボ目
夏に砂泥底の緩やかな流れがある丘陵地や水田で見られる大型のサナエトンボ。
名前の由来は単純にオニヤンマ科のオニヤンマに似ているが少し小型なことから命名された。



コオニヤンマ ♀ 2010年8月21日 北広島市
よくとまるので捕らえるのはそう難しくはない。


いろいろと身体のバランスが悪いがなんかかっこいい。






♂ 2010年8月14日 豊平区
自分の縄張りを守っていた。
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オニヤンマ

2011年01月20日 | トンボ目
7~8月に出現するヤンマ科ではなくオニヤンマ科のトンボ。近所でも最もよく見かける大型のトンボで家の中に入ってくることも多いらしい。
縄張りをもち同じところをいったりきたりする。ヤゴからトンボになるまで3~4年もかかる。




オニヤンマ 2010年8月2日 清田区
自分の体重を支えきれないので草などにぶら下がるようにして止まる。



2010年7月15日 清田区



2010年7月16日 清田区 平岡公園にて
オニヤンマは日本最大のトンボということはいわずと知れた事実だが、北海道のオニヤンマは本州産のより小型になる。この個体はオスでこれでも大きい個体。
胸部を正面から見たらネズミの顔のように見える。


エメラルドグリーンの眼をしていて綺麗である。ドアップしたので虫嫌いにはきつい映像になってしまった。



2010年7月27日 北広島市
いきなり目の前に落ちてきた。この角度から見て上になっているのがメス。抱きついているのがオス。



2010年7月3日 清田区 平岡公園にて
羽化間もない個体だが尾が曲がっている。どうやら落下してしまったらしい。


羽化間もない個体の眼は白っぽい。



2010年12月23日 厚別区
ガサ入れで捕れた小さい幼虫。



2010年7月3日 清田区 平岡公園にて
幼虫の抜け殻



沢山の抜け殻があった。
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