北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

マイマイベッコウガイ~

2013年11月12日 | その他の生き物
マイマイです!
マイマイ名乗ってるんだからマイマイにちょっとは詳しくないとねぇ~
たまにそう言われるとか言われないとか。

マイマイの資料をもらったので身近な小型マイマイの同定をしてみました。
今まで名前のわからなかった種がいたので大助かりです。


パツラマイマイ 10月24日 札幌市厚別区
このマイマイは殻にスジが入っていて特徴的なので簡単です。
サルノコシカケ類に来ていました。
キノコについていたり木の皮の裏に居たりと見かける機会が多い。


エゾヒメベッコウ 10月2日 札幌市厚別区
主に森林で見かけることが多い印象だけど、ちょっとした空き地の草原などでも結構見られました。


ヤマボタルガイ 10月26日 札幌市厚別区
細長い貝殻をもった種類。
人工物にくっついていることがたびたびあるので注意していれば案外見つかったりする印象。
人家の庭でも見かけるし草原でも確認できた。

普段は殻の中なので殻から出てきて活動している姿はなかなか見ない。
やっぱり雨の日やじめじめした日に出てきて活動しているようです。
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爬虫類っ子

2013年10月09日 | その他の生き物
今年はトカゲ運があったなと思う。
何ヶ所かで見ることができたし撮影することもできた。
でもトカゲやヘビは細長いので、どう撮ればいいのかわからずいつもその生き物を目の前にして構図を考えるがなかなかうまくいかない。
難しいですね…


カラスヘビ幼蛇(シマヘビ黒化型) 8月21日 恵庭市
ここではトノサマガエルが多く、それを捕食するシマヘビの生息密度も濃かった。
立派な縞模様の成蛇も2頭見られた。



ジムグリ幼蛇 5月14日 恵庭市
石の下にいた個体。
ここではヒガシニホントカゲがよく見られ、アオダイショウも別の日に確認している。
ゴツゴツした石の多い場所で、マムシもいるのだろう。



アカジムグリ(ジムグリ幼蛇) 9月24日 札幌市厚別区
綺麗な色をした模様のないジムグリの幼蛇。
寒冷地特有のものだという。
写真は朝、駅に向かう途中に路上で見つけた個体。



ヒガシニホントカゲ 9月8日 札幌市清田区
日の当たる場所や木柵でよく見られ、生息密度は濃かった。
しかし子供しか見つからなかった。



ニホンカナヘビ 9月5日 札幌市厚別区
最後は成体。
玄関が日の当たる時間になるとよく出てきて日向ぼっこする個体。
気持ちいのかよく目をつぶっていた。
コメント (2)
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エゾモモンガの活動開始時間と日没などいろいろ

2013年04月29日 | その他の生き物
4月11日以降のエゾモモンガの記録。

以前の記事→エゾモモンガの活動開始時間と日没


活動開始時間は巣から出てきた時間で、それを札幌市の日の入り(日没)時間と比較しました。
4月15日は忙しく観察することができませんでした。
4月12日~4月22日までで、これで活動開始時間の記録は終わります。

なぜ終わってしまったかというと4月23日いつもの様に6時くらいに巣箱観察に行くと、日中におそらくカラスに襲われたのか巣箱が一部壊されてて中の巣材が沢山出されて巣箱の上やその下などに散乱していました。
※このモモンガの巣の近くにはハシブトガラスの巣があり、このカラスにモモンガの張り込み中に僕は威嚇されたこともあり、モモンガはこのカラスに襲われたのかなと思います。
※23日の早朝に来た時には無事だったので日中に襲われたのだと思いました。


※↓クリックして拡大したらいつものサイズになります。
 
悲惨ですね…
モモンガが苦労して集めた巣材や巣箱の破片が散らばっています。
巣箱の一部は壊されていましたが棲むのにはまだまだ使える状態でした。
※巣箱の状況も写真付きで書きたかったのですが、情報漏れ防止のため写真は現時点では載せません。


巣の横に散乱していた巣材を少々いただいてまいりました。
藁の様でふわふわして温かそうです。


巣箱を固定するのに使われていたビニール製縄を細かくしたものや、赤い毛糸が混じっています。


こんな布とかいろいろ人工物が混じっています。
メインの藁状のものは何なのかが気になります。

こんな状態でも、「いない」という記録をつけようと帰らずに張り込みをしていたら意外や意外、エゾモモンガが18:39に「来ました」!
巣箱からではなく北東の方角から飛んできたのです。
しかしそのまま上に上がってまた飛んで行ってしまいました。

そして24日、またエゾモモンガが来ました…
24日からはまた次回の記事にてエゾモモンガの写真もたくさん載せます。
楽しみにしていてください。。。


メインであるエゾモモンガを撮影しました!!


木に依存する夜行性のリスがエゾモモンガです。


エゾモモンガの真ん丸背中にふさふさ尻尾


ようやくという感じですが、今回のグラフについて

・だんだん活動開始時間が遅くなっていますが、特に16日からグラフの角度が上がり始めています。
・統一性がなく、16日は活動開始時間と日没との差が4分しかないかと思えば、13日のように活動開始時間と日没との差が17分の時もありますが、活動開始時間と日没との差が20分を超えることはありませんでした。

※↓クリックして拡大したらいつものサイズになります。

これはただ2回分をまとめたものです。

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エゾサンショウウオの賑わい

2013年04月28日 | その他の生き物
4月19~21日に近所の池などで夜、エゾサンショウウオの繁殖行動を日ごろお世話になっているKUMAさんと見に行った。


エゾサンショウウオの繁殖行動は、メスが産卵しそうな場所でオスが集団で待機。
メスが来て生んだ卵にオスが群がり放精するというもの。
写真はKUMAさんが前日に刺しておいた枝に見事にエゾサンショウウオのオスが群れてくれた。


別の元あった枝にも多い。
メスを待つオスたちである。




沢山集まりました~
鳴きはしないけどがやがやしてます。

エゾサンショウウオの賑わい

動画撮りました。
KUMAさんが動画をとれるくらい強いライトを当ててくれたおかげです。ありがとうございました



エゾサンショウウオ♂
金色のラメがキラキラしている。


エゾサンショウウオ♂
単体での撮影はかなりぶれやすく苦労します。


エゾサンショウウオ♀
お腹のふくらみが顕著です。


いじめないで~



真ん中のは産んですぐのもの。


産まれてからあまり時間のたっていたい卵
水の吸いが甘い。



エゾアカガエルもエゾサンショウウオほどではないものの多かったです。
水中のカエルは少しの足音でも反応して素早く逃げ水中の落ち葉に隠れてしまいます。
サンショウウオよりも敏感ですが、その割には池の縁にいることが多いので撮影しやすかったです。
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エゾモモンガの活動開始時間と日没

2013年04月20日 | その他の生き物
先月の終わりに札幌市某所でエゾモモンガの巣を突き止めました。
巣といっても巣箱で、カラ類用に作られたものだと思います。

この巣箱には一人暮らしをているようで2頭目はいないようです。
4月は単独でいることが多いということなので妥当ですね。

巣を発見してから毎日観察を続け、出てくる時間を図ったのでグラフにしてみました。


3月31日~4月11日分です。
活動開始時間は巣から出てきた時間で、それを札幌市の日の入り(日没)時間と比較しました。

初日の張り込みで出てくる時間帯が分かったので、そこからは毎日6時を目安に張り込むことにしました。

・エゾモモンガの出てくる時間は日没に比例して遅くなっています。
・エゾモモンガは基本日没から30分くらいに活動すると聞いていましたが、このエゾモモンガは日没から平均14分に活動を開始していることがわかります。
・日没から12~13分後に出てくる日が6日あるので、本来このエゾモモンガはそれくらいの時間に出てくるのが理想なのかな。

※4月9日の日は雨と風が強かった日で、6:00から6:45まで待っても出てこず、いつもの活動開始時間より圧倒的に暗くなったので雨の時は出てこないという判断の元、帰宅しました。
雨の日が一番つらかったですが、こういう日がもう1日あると雨の時には出てこないという結果に信憑性が出るので今後に期待です。


カラマツの幹を登る対象のエゾモモンガ 4月12日 札幌市
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