北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

身近な小型ゴモクムシ

2014年07月22日 | オサムシ科
都市部にあるちょっとした荒地や草原などの身近な環境では、どのようなゴミムシが優先種なのかが知りたい。
ということでピットフォールトラップを仕掛け採集をしています。
同定作業があまり進んでいませんが、もう同定が完了した種もあります。(素人判断ですが)

その中から今回は小型のゴモクムシ2種を紹介します。




アカアシマルガタゴモクムシ(上が♂ 下が♀)
今回のトラップで、小型のゴモクムシといえば大体本種であることがわかった。
時期は5月中旬から6月初旬にかけてよく見られた。
上翅が弱く緑色を帯びていて前胸背板も四角くいのでわかりやすい種です。
メスの上翅はつや消し状になっています。
トラップ以外でも、札幌の実家でも石の下などでよく見られたので、広く普通に見られる種なのでしょう。





マルガタゴモクムシ(上が♂ 下が♀)
小型ゴモクムシの中ではアカアシマルガタゴモクムシの次によく見られた種。
こちらもアカアシマルガタゴモクムシと同じ時期がピークだと思われる。
アカアシマルガタゴモクムシよりも丸っこく足の色も違う。
本種の特徴は丸みを帯びた体系に、けい節の先端付近が黒っぽくなっていること。
わかりやすい特徴ですね。


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コメント (2)
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