北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

18.9.15 北海道でオオウンモンクチバ

2019年02月08日 | 秋冬のライトトラップ ・外灯回り・糖蜜
北海道胆振東部地震から一週間ちょっとが過ぎた頃、苫小牧市の湿地でライトトラップを行いました。(2018年9月15日)


クロクモヤガ
ゴキブリっぽいフォルム。



シロスジキリガ
いいキリガです。



ヌマベウスキヨトウ
異質な形状です。



タマナヤガ



アカマエヤガの一種
夏眠するタイプの蛾。
ここではヒマアカマエヤガを2年前確認しています。



オオウンモンクチバ
北海道では本種は南方系で、数例しか記録が無いといいます。
台風が本州からの飛来を助けたのでしょうか。
胆振地方で得られたということもポイント高いです。


オオウンモンクチバ前翅裏面
亜外縁線が特徴です。



ヨスジアカヨトウ
出てくる時期・色・形どれも絶妙ないい蛾。



ニセトガリヨトウかトガリヨトウ
本種は色の濃淡がありますがこの個体は色の出がいい方です。
ヨスジアカの翅と比べると、なんとなく線などがにじんだ様に見えます。
採集済みですが、まだ検鏡はしていません(いつかします(^^;;)。

同地にてアワダチソウに飛来した蛾(名前の前の時間は撮影時の時刻です) *写真をクリックすると大きく表示されます。
     
18:24 ギンモンミズメイガ 18:39 ナカグロヤガ 18:57 ガマキンウワバ
19:30 ヨコスジヨトウ 19:31 オオホソアオバヤガ 19:34 タイワンウスキノメイガ
タイワンウスキノメイガは写真からは口吻が見えませんがちゃんと吸蜜していました。


・今回確認した初見or目ぼしい蛾(頭数表記のないものは1頭のみの飛来)
オオウンモンクチバ 初見
シロスジヨトウ
トガリヨトウの一種
オオカブラヤガ ボロボロだったので写真未掲載

オオウンモンクチバにはびっくりしました。
しかし蛾の飛来自体は少なかったです。
アワダチソウに飛来していた蛾も少なかったです。
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