北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

トビの鷹柱

2013年02月04日 | 冬の散策日記
雪が降ったと思うと数十分後にはやんで晴れてまた曇る、という落ち着きのない天気の日。
友人と散策をしていた。
成果が上がらないと散策を終了して友人を駅まで見送っていたとき、友人がキタキツネを発見。
道からそれ森に入り、一緒にキタキツネを追った。
散策が続行された…(2月3日 札幌市厚別区)


枝越しにこちらの様子を伺うキツネ。
これでも結構な距離がある。
また急な斜面を雪に埋まりまでして登り、少し追っていくとキツネは見えなくなった。
狭い森を抜け、住宅街に出る。

上を見上げると数羽のトビが同じコースを飛んでいた。
このトビたちはどこへ行くのだろうと観察してたが、しばらくすると近くでトビの数が増え同じ場所で旋回するようになった。
20羽いるかいないかくらいのトビであっという間に鷹柱ができた。
今まで何回か見た鷹柱だが、今回は規模が小さいもののいつもよりも低空を旋回していたので近くて迫力が段違いだった


僕たちのすぐ上を回るトビ
カメラを向けるが、近いが故にスピードが速く撮影には苦戦した。


この写真はまあまあうまくいった。
と言っても、この写真はトリミングしてペイントで加工して背景をいろいろいじくったものなのだ。
こんなことしたことないが、これは写真とは言えないだろう。
まあ、こうして見せる分には違和感ないよね
画面を下から見ると背景の加工がわかりやすいですね~



鷹柱の少し上をオジロワシの幼鳥が通り過ぎて行った。
トビもいいけどオジロもかっこいいですね

鷹柱はキツネを追わなかったらみつからなかったということで幸運のキタキツネですね
そもそも友人がキツネを見つけなかったらと考えると、そして僕一人だったら斜面は登らなかっただろうと考えると奇跡に近いですね。

友人を見送ると今度は家に帰るために歩いた。


道中でエゾオオアカゲラ発見
結構上に生えている木をつついていたので、今度は自分から斜面を登る。
撮影しやすい位置まで行くとシャッターを何度も押した。
このキツツキは警戒心が薄いのか一切逃げようとしない。
木をつつく頭がぶれる中でこの写真は綺麗に映った。

お腹の赤みが印象的なこのエゾオオアカゲラは、ちょっと前にも同じ場所で見た個体と一緒だった。
以前はうまく写せなかったので今回は撮影に力が入る。
シャッターを押す指先がマヒして感覚がなくなった。
指を温めるために口にくわえたりお腹につけたりしても暖まらない。
とうとう指で押すのではなく、手に力を入れて無理やりシャッターを押す形での撮影になり大変でした~


途中でエゾオオアカゲラが飛んで行った。
撮影後思いっきり指を温めたら痛くなった。
しかし、痛さもすぐに消えまた普通に指が機能するようになった。

前までエゾオオアカゲラが来ないと思っていたけどやっぱり毎年ちゃんと来てくれるんですね
オスも撮りたいところです。



最後に散策中に撮った唯一の写真。
歩いていたらいきなり目の前に現れたので撮ってやった。
この鳥もなかなか逃げませんでした。
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