北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

ヒメモクメヨトウ・コモクメヨトウ

2022年01月10日 | ヤガ科

ヒメモクメヨトウ Actinotia polyodon (Clerck, 1759) 2021.9.4 渡島半島南部
平地の湿地や山間地で得ています。


コモクメヨトウ Actinotia intermediata (Bremer, 1861)  2021.8.26 札幌市厚別区自宅
ネットの情報では都市部でも見られるらしい。
自宅でも毎年2〜3頭くらい確認しています。

間違え探しを楽しめそうなくらい似ています。
しかしぱっと見のイメージが結構違うのが不思議なところです。
両種ともオトギリソウに付くのにコモクメヨトウの方が広い範囲で見る機会が多いです。
ヒメモクメヨトウは自宅で採れてもおかしくない種だと思っているので毎年目を光らせています。

・ヒメモクメヨトウ成虫記録
2021.9.4 渡島半島南部 標本 ライトトラップ 約700ⅿ
2021.8.12 上川町層雲峡 標本 ライトトラップ
2017.8.15 苫小牧市 写真 ライトトラップ 平地の湿地
2017.8.13 恵庭市 写真 外灯

・コモクメヨトウ成虫記録
2021.9.4 渡島半島南部 写真 ライトトラップ 700ⅿ
2021.5.26 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2021.8.26 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2020.7.25 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2019.7.25 札幌市厚別区 自宅 標本 ライトトラップ
2017.8.26 苫小牧市 写真 湿地 湿地
2017.7.26 札幌市厚別区自宅 写真 外灯
2016.9.25 苫小牧市 写真 外灯
2016.5.8 苫小牧市 標本 糖蜜 湿地

2021.9.4は同じ場所で両種1頭づつ飛来しました。
記録はしていませんでしたが上記以外にも特にコモクメの方はたくさん確認しています。

・参考文献
岸田泰則,2011.日本産蛾類標準図鑑Ⅱ.学研教育出版.東京.
他Webサイトなど

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