北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

キクキンウワバ

2016年11月07日 | 庭の出来事

キクキンウワバ 9月28日 札幌市厚別区
自宅の外灯にキクキンウワバが飛来しました。
初見です。
翅の金箔模様が非常に綺麗です。


角度を変えると金箔模様がくすんで見えます。


不思議なほど警戒心が強く、少しの振動、風、音で飛び立ってしまいます。
何十回か格闘した末撮影できました。

本種はそこらへんに生えている草本や畑の野菜に付きます。

今回初見ということですが、本州ではド普通種です。
北海道ではどうなのでしょうか。
本種は昼行性がつよいのでしょうか?
これで自宅で確認したウワバ類は12種目になりました。


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9月24日 ライトトラップ クロウスタビガ

2016年11月02日 | 秋冬のライトトラップ ・外灯回り・糖蜜
9月24日、クロウスタビガや秋キリガを撮るためライトトラップをしました。
鮮やかな秋色のキリガは見ていて楽しいですね。(道央圏)

使用ライト:HIDハンディライト


キイロキリガ
今回最も多く飛来した蛾。
追加:名前を書き間違えたので訂正。




ケンモンミドリキリガ
美しい。



エゾキイロキリガ
やはり美しい。



ノコメトガリキリガ



ミドリハガタヨトウ
緑色が少し出てますね。



ナカグロヤガ
成虫越夏して秋に出て来るらしい。



クロウスタビガ
4頭飛来。
全てオスでした。
出始めで新鮮ですね。



ヒメヤママユ
こちらは8頭ほど飛来も全てメス。
しかし完品が多かったです。



クスサン
1頭のみ飛来。
生き残りですね。



ウスムラサキトガリバ
初見。
ウスの方は初めてです。
特徴の黒いふさふさが跡形もありません。
どうもはじめから無かった様です。
色も鮮明なので何トガリバか戸惑いました。

黒いふさふさのある普通のウスムラサキトガリバも飛来しました。



ナカジロトガリバの一種 Nemacerota sp.
こちらも初見。
前翅長18.5㎜。
ヒメナカジロトガリバよりも大きいです。
おそらくヒメナカジロトガリバではない方。
本州のナカジロトガリバとも違う様ですが、大きさや紋などはそちら寄りの様です。





ブドウドクガ(♂、♀)
2頭飛来。
この時期にも出るんですね。


●ライトトラップ総評
全体     普通
ヤガ科    普通
シャクガ科 少ない
小型蛾   少ない
その他    多い


・飛来した蛾まとめ(順番は適当)
キイロキリガ 多い、ケンモンミドリキリガ、キトガリキリガ、ノコメトガリキリガ、エゾキイロキリガ、シロクビキリガ×1、ミドリハガタヨトウ×1、シマカラスヨトウ×2、ナカグロヤガ×1、クロクモヤガ×3、キシタヤガの一種×2、オオバコヤガ×2、ミツボシアツバ♀×1
ブドウドクガ×2(♂♀)
ネグロエダシャク、ツバメエダシャクの一種、ベニスジヒメシャクの一種×1、ウストビモンナミシャク、クロオビナミシャク、ビロードナミシャク、ナミモンオオナミシャク、クロスジアオナミシャク
ウスムラサキトガリバ×2、Nemacerota sp.×2
ヒメヤママユ、クロウスタビガ×4、クスサン×1
シロオビノメイガ、ルリノメイガの一種
セクロモンヒメハマキ、ヨモギネムシガ
ウスイロクチブサガ
この時期にしては飛来数は多くも少なくもないかなといった感じです。
クロウスも来たし他も充実しました。
しかし蛾に落ち着きがなく入れ替わりが激しかったです。


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