普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

弱虫軍団?民主党

2010-05-23 15:19:19 | 鳩山内閣

[自民党の江藤拓さん演説と民主党の野次とTwitterの反応]
  昨日のTwitterでは衆議院本会議での自民党の江藤拓さんの口蹄疫の質疑中の民主党からの猛烈な野次に対する批判で溢れていました。
  実はその一部を紹介しようと思ったのですが、昨夜「江藤拓」で検索してあれだけあったtweetが僅か8件しかなく、最後に Older tweets are temporarily unavailable.と出ているだけでした。(8.00現在)
  「口蹄疫」で検索すると昨日のほぼ同じに出るのに。
   その理由は判りませんが、私の(衰え掛けた)記憶で書きますのでご了承下さい。
  江藤さんの演説の概要(参照:衆議院
→20日→本会議→江藤拓)
は、
・鳩山さんが口蹄疫の対応の遅れに一部問題があったと言ったのに、赤松さんが全く責任を認めなかったことに対して民主党員は何を考えているのか
・赤松さんは江藤さん始め多くの議員たちの要請を無視して外遊したこと
・宮崎に来たときにも宮崎市までしかこなかった
・現場の悲惨の状態を良く見てこなかったのが今回の拡大に繋がった
この問題に民主党内から何も意見が起こらないのはおかしい
・この問題に行き過ぎた政治主導があったのではないか(自民党時代では政官一体で被害は最小限に留めた)
・宮崎の人達のことも考えてくれ、お婆さんは牛と一緒に死にたいと言ったが江藤さんも一緒に泣くしか無かった。ある酪農家は牛の最期に、一番上等な餌を食わせて、頭をなでてやって、乳房をふいてやって、そして目の前で殺処分されていく。
・それに対するTwitterの反応は「酪農家のことを思うと泣けた」、「政府の対応に怒りに震えた」、「江藤さんの演説に対する野次は宮崎の酪農家を冒瀆するものだ」、民主党の野次の中には「金が欲しいのか」、「お涙頂戴は止めろ」の酷い野次もあったなどなど。
  Twitterの特徴として「拡散希望」の名によるコピペが通常行われているので、それをそのまま取り上げる訳にもいきませんが、ある程度の傾向は判るような気がします。

[私の意見]
・政権によるTwitterの報道規制?

 これに関して、衆院の農林水産委員会での赤松農水相への質問を行った江藤拓さの質疑に関するTwitterの反応に就いて、産経は「口蹄疫問題、ネットで“炎上” 赤松農水相に批判 「報道統制」のデマも」
と言うTwitter反応に対する記事を出しています。
 私が経験した「江藤拓」で検索したTweetの記事の消滅もそれかも知れませんが、正確なとことは何も判らないのでコメントは差し控えます。
・私の江藤さんの演説に対する民主党の野次の大きさを聞いての率直な感想は、
  「弱虫軍団」の数を頼んでの横暴
   自民党時代にもあった政権与党に有り勝ちな党員と国民との意識の遊離です。
   私は江藤さんがいくら政権を非難しても、江藤さんが酪農家の窮状を訴えた時は、たとえそれが政権の批判を交えていても、静かにに聞くのが普通の人間としてのあり方であると思うのですが。
  弱虫ほど、そして仕事の出来ない人達ほど、自分の都合の悪いことに、耳を塞いでしまい、自説にこだわり過ぎる傾向があり、攻撃する側の僅かな敵失を捉えて反撃する傾向があるようです。

・三宅雪子さんの転倒問題で甘利さんへの懲罰動議
 超スロー再生のyoutubeを見ても、男性が他の男性を机の並びの方向に、押したとき後ろにいた女性が机の横で踏みとどまった男性と他の机の4~50cmの間を通り抜けて、(男性にも他の机にもしがみつかず)机の並びと直角の方向に数メートル先の床までまで吹っ飛ばされて倒れたように見えました。
 このような馬鹿馬鹿しいことで懲罰動議を出すなど、民主党も落ちたものです。

・小沢さんの「政治と金」の問題
 「捜査情報の漏洩」を調査するチームを設けて、検察を牽制し、圧力を掛けてやろういう姑息なやり方。
 検察審査会が小沢さんの「起訴相当」の議決をした直後、民主党を中心とする議員連盟が「国民感情に司法が揺さぶられている」と批判に対して、本来は外野に惑わされずに審議すべき検察審がこれに影響されるのではないかとの批判。
 そして小沢さんや鳩山さんの「政治と金」に対する世論調査で見られる国民の不信感に対応する動き殆ど見られない民主党。

 この他にも普天間基地問題を含む最近の問題のどれを取り上げても、私は民主党が、弱虫軍団、仕事の出来ぬ人達の集まり集まりに見えて仕方がないのですが。
 勿論、民主党内では参院選前に一致結束すると言う党の大義のために言いたい事も言えず、自党の利益のためにはマスコミやTwitterや世論調査が示す国民の批判にじっと耐えるしかないと思っているのか知りません。
  然し、そのやり方が民主党の支持率下落に繋がり、調査に依っては「じり貧の」自民党より下がる結果になっていることも知るべきです。
  勿論、民主党を事実上支配していると言われている、小沢さんの地方からの陳情一本化の方針対して、自分の省だけは自由に陳情に来て下さいと言って前原さんや原口さんもいますが、現状では小沢さんや赤松さんを批判する声は殆ど聞こえて来ません。
 私は政権与党として、民主党も、党員ももっとどっしり構えて問題に真っ正面から取り組んで欲しいのですが。

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