少し遅くなりましたが、珍しく安倍晋三さんと麻生太郎さんが出演したテレ朝の「たけしのTVタックル」の中の気になる次のような趣旨の発言を取り上げて見ました。
安倍さん:総理時代のぶら下がり会見で朝日だけは3人の記者が参加していた。
大竹まことさん:安倍さんをつついて失言を引き出そうとしたのだろう。
安倍さん:質問が終わって帰ろうとすると、必ず朝日の記者がまだ質問があると言う。ある時振り返って訊くと黙り込んでしまうこともあった。
大竹さん:記者の質問を無視して帰る安倍さんの後ろ姿の画像を取りたかったのだろう。
安倍さん:私は戦後レジームの脱却を主張していたので、それに反対したかったのだろう。
私の06年10月の信頼できる新聞とはのエントリーです。
・実は私は昔A社の新聞を取っていました。
その内容が余りにも偏り過ぎているのは前から判っていましたが、今までの惰性て゛取とり続けていました。
特にひどかったのは投稿欄でした。
一例を上げると、反日の丸、反国歌の投書ばかりなのです。
読者の中には、それに反対をする人も当然いるし、もしその新聞社が中道を社是としているのなら、当然その人達の意見を掲載して当然なのに、全く出ないのです。
多分その投書は新聞社の主張に反していたのでしょう。
私がその新聞を切り換えることにしたきっかけになったのはやはり投書の問題でした。
当時米国が、貿易収支の赤字問題で、米国の農産物の輸入の言ってきていた頃で、同じ投書欄で農民から我々は、工業製品の輸出の犠牲になっているのだと言う投書がありました。
これは明らかに一方的な投書で、農村の人の立場も判りますが、実際は日本は工業製品の輸出で外貨を稼ぎ、法人税を払って生産規模からして仕方ないのしょうが、比較的生産効率の悪い農村に多くの補助金を出して、彼らに一般国民と同等の生活レベルを持たせているのは皆知っている事でした。
それに対しても反論の投稿は全くなし、その考え方の一方的過ぎることを指摘する解説も全くありませんでした。
此れでは、情報を新聞だけに頼っている一般国民に間違った考えを持たせ、且つ貿易問題の解決の難しさを理解させることは出来ないと思いました。
多分新聞社の報道姿勢から、反政府、反大企業の立場に不利になる、投書や解説を掲載ししなかったのでしょう。
菅さんも国会で反日の丸、反国歌だと攻撃されていましたが、民主党の中にもそれを主張している人も多いようです。
党の公約を見ても判るように経済政策では対中小企業の政策10件もあるのに、肝心のその発注元の大企業援助の政策らしいもの1件しかないのは、反大企業ではないかも知れないが明らかに軽視です。
農業政策に就いては勿論自民党にも大きな責任がありますが、最近になってやってある程度の痛みを伴う大規模農家育成に力を入れ始めた時、それを壊すような農家の戸別所得保障制度始めました。
そしてTPPで改めに農業の生産性向上の問題が持ち上がっています。
安倍さんの言う「戦後レジームの脱却」の一貫として彼が推進した改憲のための国民投票法、教育基本法改正案には朝日は反対の立場を主張していました。
中で驚いたのは当時の朝日のホームページに、教育基本法改正案に就いての意見の募集欄があったのですが、反対の人はクリックして下さいとのボタンがありました。
詰まり反対意見はしゃっとアウトしていたのです。
そして民主党の支持母体の日教組は勿論教育基本法改正反対です。
勿論言論の自由の今ですから、どんな意見も出て良いと思いますが、朝日がその情報力を駆使して、米国のCIAのように読者を操ったり、教科書検定、慰安婦問題の誤報をを中国や韓国に持ち込むなど新聞の役目の限度を遥かに逸脱していると思います。
然も一時賑わせていた「新聞社名」・「捏造」のヒット数は、今でも朝日148万件、毎日143万件、読売86件、産経85万件、日経55万件と毎日とともに群を抜いているのも、朝日がその目的達成のために手段を選ばぬ姿勢もその一因となっているような気がします。
前記ブログの続きです。
一時、世間を賑わせた、A社の模擬裁判の報道に関する論争で、同社に対して、自民党とNHKから何度もあった抗議と疑問点についての説明の要請に対し、同社はこの件に関して訴訟を検討していると理由で説明を拒否していました。
案の定、今になっても、A社が訴訟を起こしたと言うニュースは聞かないままです。
彼らは世論が落ち着くまで頬かむりを通してしまったのでしょう。
どないも知っておられるように、実情は同放送の前に自民党の中川昭一氏(当時、経済産業相)と安倍晋三氏(同、幹事長代理)がNHK幹部を呼び、「偏った内容だ」と指摘しただ。
そして中川、安倍両氏は「呼び出したのではなく、NHK幹部の方から会いにきた」「(中川氏が)会ったのは放送後」と記事の核心部分を否定した。
朝日は記事の真実性を立証できず、「取材不足」を認めたが、訂正・謝罪をしていないのが実情で、朝日新聞は安倍さん、中川さんから痛めつけられたと感じているようです。
最初の安倍さんへぶら下がりの朝日の記者三人の異例のやり方は安倍さんへの仕返しのような気がしますが、どうでしょうか。
そして中川さんの朦朧会見の話しも一度も謝れば済むことを何度も繰り返し報道する異常性も、先の朝日新聞に引きずられた、マスコミ、特にテレビの報道姿勢と繋がっているような気がしてならないのですが。
先の番組で大竹さんが「麻生さんの発言のブレに就いて批判したが、今の民主党政権の発言のブレ捲くりをみると麻生さんに謝らねばならぬ」と言っていました。
安倍さんも「マスコミは公平な報道をして貰いたい」と言っていましたが、彼から麻生さんまでの自民党政権に対する新聞、テレビの攻撃の異常さは確かに際立っていました。
そして朝日を代表とするマスコミは、 (自民党も反省するところが多いと思いますが)間接的に民主党を支援し、政権交代をさせました。
そして彼らは今になって他人事のように(大竹さんが言うように、自民党政権時代に比べれば甘いけれど)民主党政権を批判し攻撃しています。
今起きていることや済んでしまったことの攻撃は、私のような政治のズブの素人でも出来ます。
私はマスコミ自身、特に朝日新聞は今の頼り無い民主党政権成立を支持したことに就いて深刻に反省すべきだし、その反省に立って単に攻撃するだけでなく、彼らにもっと長期的な視野に立った前向きな提案をする責任があると思うのですが。
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追記:なお話が少しそれますが、時々ネット上で時々批判の出るテレビ朝日の放送の中で「たけしのTVタックル」だけは批判が殆どないのは、たけしさんの強い個性のためでしょうか。