受付付近から、約30メートル離れた来賓用駐車場まで歩くのを拒否した民主党の松崎議員に就いて次のように報道されています。
「おれは歩きたくないんだ!」隊員を団扇で数回たたく 防衛省調査で判明 松崎議員“恫喝”
民主党の松崎哲久衆院議員が7月、航空自衛隊入間基地の納涼祭で、空自側の対応に不満を抱き、隊員に“恫喝”ともとれる発言をした問題の詳細が27日、防衛省の聞き取り調査で分かった。松崎氏は駐車場までの(30メートルの)徒歩要請を「歩きたくない」と拒否。歩行者安全確保のための一方通行規制を無視し、車を逆走させて呼び寄せた上で隊員の腕をつかみ、うちわで数回たたいた。
防衛省の内部調査は終了したが、北沢俊美防衛相は「調査は進行中」として、結果を公表していない。
これに対する松崎さんのホームページ の反論の一部です。
私は、むしろ男性隊員の立場を慮って、謝罪に来た上官に、「議員とは思わないで言ったのだろうが、誰であれ市民に対して『二度と来るな』と暴言を吐くのは好ましくない」と言ったものを、当日のことに事実を曲げ、趣旨を全く逆に変えて宣伝されています。
これからはっきり判ることは松崎さんは議員だから僅か30メートルを歩くのを拒否したのは事実であること。
隊員が「議員と思わないで行ったのだろう」と言う発言と併せてが考えると松崎さんは自分は偉いのだ、自衛隊に大きな影響力がある俺には用心してものを言えば良かったと、言っているのです。
今の国会議員を皆偉い」と思っている人は(私を含んで)誰も思っていないでしょう。
そして自衛隊に影響力があるのは議員にいるときだけ、落選すれば唯の人と小馬鹿にしている人も多いと思います。 (落選経験が豊富な彼は良く判っている筈ですが、それを乗り切って議員になったのだから偉いのだと思っているのでしょうか。)
然し有り難いことに、今の民主主義はこんな自分を偉いと思っている人は投票で落選させることが出来ます。
次の衆院選挙で彼の選挙区の埼玉10区の人達は僅か30メートル歩くのを拒否した彼の言動を良く覚えていると思います。
それを考えると事務次官通達問題で苦戦し、今回の真相を公表できない北沢さんや安住さんから厳しいお叱りを受けている筈と思うのですが真相はどうでしょう。
鳩山由紀夫前首相は28日、茨城県守谷市などで講演し、仙谷由人官房長官らへの参院問責決議により厳しい政権運営を強いられるとの見通しを示し、「このままいくと来年選挙かもしれないという状況になりつつある」と述べ、菅直人首相が早期解散を決断する可能性を示唆した。
その上で「私や小沢一郎民主党元代表も役割があればがんばりたい」と語り、鳩山、小沢両氏を要職に起用する「トロイカ体制」復活が挙党態勢構築には不可欠だとの考えを示した。 (産経新聞より)
昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」は「アカンデミー賞」の各賞選考と言うお遊び番組でしたが、政治家が話題になった時、鳩山さんの話題に触れると、三宅久之、花田紀凱、桂ざこば、高橋伴明、勝谷誠彦、宮崎哲弥、中田 宏の論客の各氏から一笑(それも小馬鹿にしたような笑い)に付されて直ぐに他の政治家の話題に移ってしまいました。
鳩山さんは何度か書きますが、普天間基地問題処理の大失敗、ブレ捲くりの問題発言で国民の信用をすっかり落としています。
私は民主党のためにも日本の為にも彼の最初の約束のように辞職するるのが一番良いようあな気がします。
小沢さんに就いても、菅さんが反小沢で政権を取った手前、彼の意地からでも、内閣の支持率維持のためにも彼と組むことはないような気がします。
この前の最高裁の判決で申し立てが却下され、起訴が確実になった今、 (小沢さんが裁判で無罪になるか否かは別として)起訴中の彼が要職に就くなど考えられません。
Twitterで前述の松崎さん問題で「世間一般の常識からかけ離てる事に気付いてないとこが哀れ」と言う書き込みを見ました。
このような的外れのことを言う鳩山さんに出来ることは政界から引退して、同氏を支持する人達へ菅内閣を全面的に応援するように語ることしかないような気がします。
厳しい日本と世界の情勢の中で政権と民主党は右往左往、「世間の常識から離れた」閣僚、議員の問題発言続出で混乱しているようです。
政権交代論者の私から見れば、何度も書くことですが、今の民主党なら一度政権から陥落すれば、体制を立て直しつつある自民党から二度と政権奪回はできそうなないと思います。
その中で民主党の原口一博前総務相は28日、テレビ朝日の番組で、菅首相が鳩山前首相と前日会談した際に「支持率が1%になっても辞めない」と述べたことに関し、「行政改革にしろ、公務員制度改革にしろ、国民の理解と協力がなければ進められない」と述べ、低支持率での政権運営に疑問を呈した。 (読売新聞より)と言う彼のまともな発言を私も聞きましたが、民主党政権は今こそ腰を据えて日本の行く道を誤らせないように、問題発言をしないように気をつけて国会で無駄な時間を取られないように、頑張って下さい。
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