1/72 AOSHIMA 紫電一一型甲 N1K1-Ja/紫電一一型乙 N1K1-Jb
最後につや消しクリアーでコートして、乾燥後、マスキングテープを剥がして完成です
川西 紫電一一型甲 第341海軍航空隊 戦闘第402飛行隊所属機
続いて紫電一一型乙 矢田部海軍航空隊所属機
(完)
1/72 AOSHIMA 紫電一一型甲 N1K1-Ja/紫電一一型乙 N1K1-Jb
最後につや消しクリアーでコートして、乾燥後、マスキングテープを剥がして完成です
川西 紫電一一型甲 第341海軍航空隊 戦闘第402飛行隊所属機
続いて紫電一一型乙 矢田部海軍航空隊所属機
(完)
1/72 AOSHIMA 紫電一一型甲 N1K1-Ja/紫電一一型乙 N1K1-Jb
デカールの乾燥後、全体に光沢クリアーでコート
表面をツルツル状態にしてスミ入れとウェザリングです
スミ入れは、上面の濃緑色部分にタミヤスミ入れ塗料のダークブラウン、下面のシルバーと明灰白色部分にはタミヤスミ入れ塗料のグレイを使いました
ウェザリングは、全体にファレホの69.505 Light Rust Wash と 73.200 Sepia Shade を混ぜて水で薄めたものを筆で塗りたくってみました
全体的に煤けたような埃っぽいような感じになるようやってみたのですが、黄ばんだ感じになってしまいました
ファレホのWASHは、水性なので水で薄めると下地の塗装を溶かすことなく上塗りができます
乙型のみ主翼上面と胴体側面のパネルの継ぎ目にシルバーでハゲチョロを書き込んだのですが、中途半端に目立つことになってしまい、慌てて油彩を使ってウェザリングしながら隠してみました
主脚と車輪カバーを取り付け
アンテナ支柱は最初から胴体パーツに付いているもので、折れないよう気を付けていましたが、だんだんと曲がってきて折れそうになったので真鍮線で作り直すことに
0.8mmの真鍮線を先端削って作ります
折れそうな支柱を切り取り、0.9mmの穴を開け、長めに切った真鍮線を胴体の底まで届くように差し込んで固定、これで簡単には折れたりグラついたりしません
アンテナ線を張ります
支柱から垂直尾翼までと、支柱の根本から引き出す線の2本ずつ
資料を見ると、支柱の根本付近から直接出ているようですが、細工が難しいので支柱直後の胴体から引き出すことにしました
瞬間接着剤で固定後、余った線を切り取り、支柱にメタルプライマーと濃緑色で塗っておきます
アンテナ線には、1/72の場合 ファインリギング 0.082mmを使います
(続く)
1/72 AOSHIMA 紫電一一型甲 N1K1-Ja/紫電一一型乙 N1K1-Jb
デカールを貼っていきます
一一型甲は、第341海軍航空隊 戦闘第402飛行隊です
日本機はステンシル等無いものがほとんど、主翼のフラップ上部の「フムナ」ぐらいしかないので簡単に貼り終わります
一一型乙は、矢田部海軍航空隊所属機
寂しいくらいさっぱりしています
乾燥後、光沢クリアーでコートして墨入れを行います
他の小物も仕上げてしまいます
プロペラ、増槽、キャノピー(最後に取り付けます)、主脚とカバー、照準器
下の写真、左側が一一型甲、右側が一一型乙
アオシマのデカールは若干硬いようで、主翼上面の突起に日の丸がかかってしまっています
マークフィット ハードタイプではなかなかフィットせず、スーパーハードタイプの出番となりました
フラップ部分の注意書きは、甲「踏ムナ」、乙「フムナ」としました
貼る時に糊が流れてしまって、若干ですが浮き上がっています
機内色は、もう少し緑が強い色でも良かったかもしれません
ちょっと日本機らしからぬ明るさになってます
計器パネルは付属のデカールを使えばよかったと思ってももう遅い
整備作業用の台座と足場は、甲乙共同じものが付いています
指定色のサンディイエローを下地ブラックの上に陰影付けるようにわざとムラになるようエアブラシで軽く仕上げています
機体はこんな風に載せるようです
もう少し汚してもいいかもしれません
(続く)
1/72 AOSHIMA 紫電一一型甲 N1K1-Ja/紫電一一型乙 N1K1-Jb
機体上面の塗装です
パネルラインプリシェイドをブラックで入れます
上面の塗装は濃緑色なので少々濃い目にしておきます
褪色表現とするため、ホワイトで明度を上げた濃緑色をパネル中央にエアブラシで軽くふいていきます
乙はより明度を上げて強調しておきます
濃緑色はファレホの 71.007 Olive Green を使います
ブラックのパネルラインを残しつつ、全体に濃緑色を調子を見ながら厚塗りにならないように何回かに分けて吹いていきます
わずかに透けて見える程度に、というつもりがほとんど見えなくなってしまいました
乾燥後マスキングテープを剥がして、塗り残しやはみ出しをリタッチします
乾燥待ちの間に、細かいパーツを仕上げてしまいます
主翼前縁の黄色の敵味方識別帯もこのタイミングで塗っておきます
プロペラの塗装は、VICカラーのCA048 茶色(プロペラ) です
(続く)
1/72 AOSHIMA 紫電一一型甲 N1K1-Ja/紫電一一型乙 N1K1-Jb
機体の組立が終わり、塗装を始めます
甲は、下面シルバー塗装にしました
説明書ではシルバーもしくは明灰白色ということになっています
ファレホのメタルカラー「ジュラルミン」を使います
同じメタルカラーの「アルミニウム」よりザラツキがなく、エアブラシで薄めに吹いただけですがこれで充分でしょう
乙は明灰白色としました
ファレホの71.046 Pale Blue Greyです
予めブラックでパネルラインプリシェイドを入れてあります
乾燥後、下面のマスキング
乙から
翼端の丸い部分はマスキングテープを丸く切り出してカーブに合わせます
中翼構造のため主翼下面から胴体下部のラインが独特です
水平尾翼の下部も逆三角形のような塗り分けになっています
細切りのマスキングテープでこの微妙なラインを出していきます
いつものように過剰マスキング、塗装終了までこのままです
続いて甲、シルバー塗装なので乾燥に若干時間をかけます
水平尾翼下部の塗り分けが乙とは若干違うパターンを選択しました
下面全体のマスキング
(続く)
1/72 AOSHIMA 紫電一一型甲 N1K1-Ja/紫電一一型乙 N1K1-Jb
主翼を貼り合わせ、尾翼を固定し再度仮組してみます
翼下の機銃と水平尾翼の形状が違うだけで判りにくいので、甲乙わかるようにマスキングテープで貼り付けておきます
コックピットは機体内部に取り付ける、というよりは主翼の上に乗せて固定するイメージです
エンジンを取り付けます
黒鉄色の指定でしたが、シルバーで塗ってブラックで墨入れしています
カウリングは同じ形状かと思いきや、甲乙で微妙に機銃口の位置が違うのです
(続く)
1/72 AOSHIMA 紫電一一型甲 N1K1-Ja/紫電一一型乙 N1K1-Jb
機体内部を塗って、仮組をします
まず一一型甲から
続いて 乙
甲と乙の一番の違いは水平尾翼の形状が違うということでしょうか
写真は光の当て方の違いで色が変わって見えますが、まだサフを吹いたわけではありません
コックピットは違いはありません
計器パネルはデカールがあったのですが、塗装で済ませました
ブラックで塗って、エナメルのライトグレイで計器に流し込んでから拭き取ってみると結構良い感じになったので採用
光の関係で随分黄色っぽく見えますが機内色です
(続く)
1/72 AOSHIMA 紫電一一型甲 N1K1-Ja/紫電一一型乙 N1K1-Jb
AOSHIMAから昨年発売された紫電一一型 甲と乙です
パーツを見るとほぼ同じ、主翼と水平尾翼、カウリングが違うだけで同じキットを2つ作るようなものです
他社に比べて箱が高いです
店の棚に積んだ時に目立つように、ということでしょうか
ちょっと無駄な大きさに思えます
パーツはバリはありませんが、パーティングラインが結構目立ちます
カラーの塗装図が付いていますが、よく見るとちょっと怪しい
プロペラの塗装などはいい加減なノンスケールの絵が描いてあって参考になりません
デカールは甲・乙とも同じものが入っています
乙のパッケージ
甲との違い、主翼と水平尾翼、カウリングが別パーツになっています
組立説明書は甲とほぼ同じ内容
(続く)