爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

ファレホのグリーン

2025年03月10日 | 工具道具塗料材料その他

ファレホの グリーン/GREEN と名の付く色について

 

今まで使った「グリーン」について紹介します

 

・Model Air  71.007 Olive Green

日本の海軍機の濃緑色といえばこれを多用してます

写真(上)は1/48雷電21型、グラデーション塗装なのでかなり薄く吹き付けています
べた塗りすれば結構暗い感じのグリーンとなります

艶消しクリアーでトップコートしたのが次の写真

→ 1/48 雷電21型の製作記事は こちら

 

・Model Color 70.980 Black Green

Olive Greenと比べると若干ですが青みがかかったというか黒っぽいグリーンになっています

下の写真は1/48 紫電、これもグラデーション塗装なのでべた塗りではありません
下地が透ける程度に明度を変えて何回か吹き付けています

アキバのボークスに展示している零戦はたしかこの BlackGreenで塗っていたと思います

川西の暗緑色は青味がかかった濃いグリーンということでした
ハセガワのインストでは、暗緑色(中島系)または暗緑色(三菱系)90%+インディーブルー10%の調合となっています

この作例では調色しないで Black Green そのまま使っています

並べてみると一目瞭然、左側の1/72 の紫電は、OliveGreen を普通にベタぬりしてます

大戦末期の粗悪な塗料による旧日本海軍機の褪色表現としては Black Green のほうがしっくりくるかもしれません

1/48 紫電一一型甲・乙 の製作記事は こちら

 

 

 

・Model Air  71.022 CAM.GREEN

OliveGreenより少々明るめのグリーンです
旧日本海軍機の褪色表現の際に、下地に使っています
この上から OliveGreenを軽く吹きつけて完成

 

 

 

 

・Model Air  71.324 BS Dark Green

英軍機の初期の2色迷彩で使用します

71.323 BS Dark Earth とセットで使うことが多いので単独ではほとんど使うことがありません

濃緑色と比べると黄緑に近いような明るいグリーンです

1/48 スーパーマリン スピットファイアMk.Ⅰ製作記事は こちら

1/48 Boulton Paul Defiant Mk.Ⅰ製作記事は こちら

 

 

 

・Model Color 70.890 Reflective Green

第二次大戦後半の英軍機によくみられる2色迷彩に使われる、Dark Slate Grey として使っています

Grey と名付けられていますが、実際は暗い感じのグリーンです

キットの塗装図の指定では Humbrol の H102 Army Green MATT 、Federal Standard 34102
Humbrol Paint Converter によるとファレホでは、70.890 、 71.092 の2色が近似色となっています
スマホのアプリ Hobby Color Converter で見ると、70890 の他に 71.289 US Dark Green MATT もあります

その他”間接的な近似色”としては、タミヤアクリルのXF-11、XF-58 などもありますが、若干違うような気もします

1/48 Fairey Barracuda Mk.Ⅱ製作記事は こちら

 

 

以上、ファレホで使ったことのあるグリーン系の塗料の紹介でした

 


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