爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/48ハセガワ零戦52型 1

2018年09月04日 | 1/48 零戦52型

また零戦です。

今度は超古いキット、取説に printed in Japan,1988 とありますから、30年ほど前のキットということになります。

1/48で零戦全種類作ってみたくなり、勢いというのは恐ろしいもので、ヤフオクで仕入れてしまいました。

と言う訳で、本命ではなかったものの結局52型は2つほど手に入ってしまったのでした。

秋葉原のレオナルドでも探せばあると思いますが。

 

30年まえですからね、デカールなんて多分間違いなく使い物にならないと思います。

このキット、よく見るとやっぱり凸モールド、それもかなり控え目です。

塗装したら見えなくなってしまうんじゃなかろうか、というくらい。

これはあまり手をかけずにサッと作ってみましょうか。

 

 

 

 

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零戦52丙型1/48復旧と実験台

2018年08月18日 | 1/48 零戦52型

トップコートで失敗した52丙型、何とか復旧させることができないかやってみました。

胴体の真ん中についてしまったシミのような垂れたような痕、これを再塗装します。

もう一度機体上面色でサッと塗りなおして終了。

白濁のひどかったプロペラとカウリング、尾翼を復旧します。

マスキングしてそれぞれもう一回塗り直し

 

ということで、何とか復旧しましたが、やはり一度ケチの付いた機体、あきらめて実験台になってもらいます。

 

缶スプレーのトップコートは在庫含めて処分しました。

その代わり、ファレホのバーニッシュを使ってみます。

26.651 Matt Varnish と 26.652 Satin Varnish 

塗ってみた感じではやはりMattのほうが少し落ち着いた艶消しっぽい半光沢で、今までの水性トップコートよりいいかもしれません。

このMatt Varnish、ドロッとしていてかなり薄めないとエアブラシで使えません。

71.462 AIRBRUSH FLOW IMPROVER と 71.061 AIRBRUSH THINNERを加えて濃度を色々試してみた結果、ノズル詰まりもなく、吹きやすいのは、

Matt Varnish : FLOW IMPROVER : THINNER

   1   :     3    :   2

と言う訳で5倍くらいに薄めないととてもエアブラシで吹けません。

 

今までのアクリル塗料の上にエナメル塗料で墨入れを行うというのが、ファレホの場合できません。

何度かやってみましたが、ファレホの塗膜が完全に硬化していても、エナメル系のスミ入れ塗料を塗ると、ボロボロになってはがれてきます。

なので、ファレホの MODEL WASHを使って、水でふき取るというのを実験台の機体で試行錯誤中。

 

 

 

 

 

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1/48 零戦52丙型その10

2018年08月17日 | 1/48 零戦52型

デカールを貼り終わり、細かな部品も取り付けて、アンテナ線を張ります。

今回は、MODELKASTENのストレッチリギング 0.6号(0.13mm)を使ってみます。

名前の通り伸縮性があって、引っ張ると結構伸びます。

柔らかいので尾翼の頂部に空けておいた0.4mmの穴に中々入りません。

テンションを適当にかけて瞬間接着剤で一気に付けてしまいます。

ほぼ完成、ということで、キャノピーのみマスキングしてトップコートをかけます。

結果・・・・見事に失敗です。

いつものMr.HOBBYのプレミアムトップコート つや消しの缶スプレーですが、前回使いきりでなく、半分くらい残ったものを吹いたところ、部分的に白くなってしまいました。

前回も同じようなことがあって気を付けていたのですが、それほど古いものでないし、吹き始めは結構いい感じだったので油断していました。

色々とやってみましたが、復旧は塗り直し以外不可能です。

スピナーは半分くらい白くなっていますし、翼上面もこれほど広い範囲が白く濁っているとどうしようもありません。

缶の中で残った塗料が化学変化でも起こすんでしょうか。吹いたとたんに真っ白に濁ってこすっても削っても落ちません。

缶の振りが足りないんだ、とはよく言われますが・・・

ここまでいい感じで進んでいたのに残念です。

と言う訳で、久々の失敗作となりました。

悔しいので写真だけ

トホホ・・

 

 

 

 

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零戦52丙型1/48その9

2018年08月17日 | 1/48 零戦52型

機体の塗装が済めばもう終わったようなものです。

いい感じに塗れてます。

デカールを貼って細かいところも仕上げていきます。

 

相変わらずデカールを貼った周辺はノリが流れて汚くなってます。

クリアコートをかければ目立たなくなりますが、気分の良いものではありません。

 

 

 

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1/48 零戦52丙型その8

2018年08月15日 | 1/48 零戦52型

機体上面の塗装です。

今回は、べた塗りではなく、退色表現を試してみたいと思います。

まず明るめの機内色に使った、71.022 CAM.GREENを上面に適当に塗ります。

乾いたら、濃いめの機体色で、パネルラインに沿って塗っていきます。

パネルの中心部がやや明るく残るように、ムラになるようエアブラシのノズルを一番細くして少しずつ塗っていきます。

写真だとあまりわかりませんが、何となくいい感じにできました。

日の当たる上面を明るく、側面はしっかり塗って濃いめにしたつもりですが、キャノピーを置いてみると色の違いが出すぎて逆に違和感たっぷりとなってしまいました。

結局キャノピーの一番外側の枠のみ明るめに調合して塗りなおしてます。

機体上面色は、いつもの71.007 OLIVE GREEN

 

いつものことなんですが、塗り分けのところでの失敗とその修正が必ずあります。

尾翼の両端は見事に曲線部分のマスキングミスです。

胴体の塗り分けのところも赤い色が残ってしまってます。

マスキングしなおしてまた塗って、というリカバリーに費やす時間は相当なものですが、いつまでたってもこれは減りません。

塗膜が完全に硬化するまで待ってられないので、マスキングテープを貼って剥がすときはヒヤヒヤものです。

二次、三次被害になってしまったことも数知れず・・

 

 

 

 

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1/48 零戦52丙型その7

2018年08月13日 | 1/48 零戦52型

ファレホの塗膜は完全に硬化するまで48時間といわれてます。

以前も一晩置いたところでマスキングテープを貼って、剥がしたところが見事に塗装もはがれてしまったことがあったので、念には念を入れて2日間待ちます。

それぞれマスキングテープで覆って

下面から一気に塗ってしまいます。

下面色は、71.046 PALE GREY BLUE、明灰白色に近い色です。若干明るいかもしれません。

 

 

 

 

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1/48 零戦52丙型その6

2018年08月11日 | 1/48 零戦52型

キャノピーのマスキングです。

いつもの探照堂のT社用キットのマスキングシートのはずなんですが、微妙に窓の大きさが違います。

黄色のテープが追加した部分

古いキットですからしょうがないのかもしれません。

下面の胴体と主翼の間の隙間が埋めきれませんでした。

黒サフを吹いたら目立ちすぎるくらい

何も考えずに黒いプライマーを塗ってしまいましたが、後のことを考えると白のほうがよかったような。

使ったのはファレホの 70.602 SURFACE PRIMER Black

きれいな艶消しの黒で、特にカウリングはこのままでもいいかと思うぐらい。

 

主脚ほぼ完成

カバーの内側の指定色は青竹色ですが、無視して機体下面と同色の明灰白色にしてます。

ブレーキパイプはいつもの0.3mmの糸半田です。

 

日の丸と敵味方識別帯、歩行禁止の赤線はデカールを使わずに塗装します。

・・・敵味方識別帯と赤線はそもそもデカールに無いのが今頃わかったのですが・・・

結局下面のみ白いプライマーを塗ってからにしました。

73.600 SURFACE PRIMER White です。

日の丸の赤は、71.003 RED RLM23、黄色は71.078 GOLD YELLOWを使ってます。

この2色は特に色合わせをしたわけではなく何となく手持ちのもので。

やはり下地に白を塗っておくと黄色は発色がいいです。あまり重ね塗りせずに済みます。

 

 

 

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1/48 零戦52丙型その5

2018年07月25日 | 1/48 零戦52型

エンジンに取り掛かります。

プッシュロッドを0.4mmの銅線でつくり、前後で貼り合わせようとしたところ、大変なことに気が付きました。

プロペラシャフトが無いのです。

部品を切り取ったランナーは捨てていくので、それに付いたままだったんでしょう。

仕方がないので太めのランナーとプラ板で作りました。

何とか格好がついて、

プラグコードを0.3mmの糸半田で付けて、こんな感じ。

カウリングを付けるとほとんど見えないはずですが。

排気管を付けて、少しずつ汚してみたりしながら、これで完成。

ちょっと汚しすぎて汚くなってしまいました・・・・・。

 

 

 

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1/48 零戦52丙型その4

2018年07月24日 | 1/48 零戦52型

フラップのリブを作ります。

0.3mmのプラ板を使って、あーでもない、こーでもない、と資料を見ながら結局適当につけてみました。

以外にフラップ内部の鮮明な写真というのが無いもので、こんなもんでしょう、というところで妥協。

肉抜きの穴も開けて

これでフラップが開いた状態にできます。

 

 

 

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1/48 零戦52丙型その3

2018年07月23日 | 1/48 零戦52型

カウリングのパーティングラインが目立ちます。

ここは目立つところなので丁寧に消しておきます。

説明書のおすすめ精密工作として主翼のフラップ、切り離してみましょう

結構きれいに切り離し成功

問題はここから。リブを作らなければなりません。

それは後でゆっくりやるとして、胴体の貼り合わせ、主翼も固定して、合わせ目を消します。

胴体は凸モールドなので、スジボリを消さないようマスキングテープで隠してペーパー掛けします。

後で彫りなおしたところは凹なので初めから全部消して彫りなおしたほうが良いのはわかっていますが、面倒なので省略。

古いキットなので、やはり段差ができます。

今回はファレホのパテを使ってみました。

70.400 PLASTIC PUTTY 塗料と同じボトルに入っていますので溶きパテのような、粘度の高い液体です。

カチカチには固まりません。カッターで削ぎ落せるくらい。

100% ACRYLIC RESIN と表示されているのでアクリル樹脂のようです。

主翼と胴体の間の微妙な隙間に筆で擦り付ける感じで埋めていきます。

はみ出たのは綿棒でふき取ってやればそのまま乾燥させて終了です。

 

 

 

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