1/48 ハセガワ 流星改「フォールディングウィング」続き
キャノピーは開状態か閉状態どちらにするか迷っていましたが、縁を今回薄く削っていないので開状態にはできません。
というわけで、操縦席内部は見納めです。
エンジン、カウリング、その他細かいものを取り付け、キャノピーを固定して開いている箇所はすべて塞いでおきます。
ティッシュを奥に詰め込んでその上に紙粘土を被せて成形するいつもの方法です。
スジボリも消えかかっているものは掘りなおして、最後に3000番、4000番で軽く磨いて塗装準備完了
今回も、サフはブラック、ファレホのSURFACE PRIMER 73.602 Blackです。
例によって、褪色表現のパネルライン強調の手間を省こうという手抜きです。
(夜戦仕様ではありません)
機体の塗装は下面から。
ブラックサフを下地に吹いているので、パネルラインを残しつつ、パネルの中央というよりは、パネルラインを避けて基本色より若干明るく調合した色を吹き付けます。
基本色は、今回も71.046 PALE GREY BLUEです。
薄く何回か吹き付け、最後に基本色で全体を調整するよう、馴染ませるように軽く吹いて終了です。
うっすら、黒っぽいラインが透けて見えるような状態。
塗膜が乾くまで、魚雷を片付けてしまいます。
九一式魚雷の細かい資料は少なく、「投下フック」とワイヤー操作で投下する仕様らしいのですが、再現するのは断念しました。
エッチングパーツに何やら怪しいパーツがあったので、適当に採用。
框板だけは塗装で木製の感じを出してみました。
この框板も詳しい資料は少なく、いろいろ漁っていたら、寸法的には「九七式小型框板」のようでもあり、しかし1944年以降は「四式框板」が、天山や流星で使われたという記述もあり、よくわかりません。
実際に流星で使用していたのは四式らしいのですが、そうなると框板がもう少し長いようです。
この「框板」読み方を「かまちばん」と思っていたのですが、海外の資料を見ると、「 Kyoban 」になってます。どちらなんでしょう。
機体に仮組してみると、
何か所か塗装に傷がついてしまっているのが惜しいところですが、雰囲気は出ているのではないでしょうか。
機体にセットしてみると、機体も大きいし、魚雷も大きい。
なかなか迫力があるものです。
エッチングパーツはやはり中途半端です。無くてもよかったかもしれない。
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