【水族館には時間と空間を惑わす「見せ方」があるらしい。】
日本全国には100館以上の水族館があるらしいよ。
海や川に囲まれて暮らす日本人にとって身近な存在なんだね。
水族館では、水中の世界を見やすくするために様々な工夫が
凝らされているらしいよ。
まず水族館の多くは暗くて迷路のようになっているよね。
これは、水槽の中を見やすくするため。観覧側が明るいと
水槽のガラスが鏡のようになるから、中が見えにくいからだ。
水槽を向い合わせにしないのは、他の水槽も映り込むからだね。
水中の景観も重要だね。奥行きを演出するために岩が置かれてる。
でもネ。この岩は本物でなく人間が作った「擬岩」らしいんだ。
水とガラスの屈折によって、水中の奥行きは実際の2/3程度に
縮んで見えるらしいんだ。だから擬岩を重ねてみせたり
照明で明暗を作ったりして、立体感を出して奥の壁の
存在感をなくしているらしいんだ。
また、深い海にいるような錯覚は、青いスポットライトにより
海水に立体感をつけ、青い光を水槽から観測側へ投射して
演出しているらしいよ。《プロはどの世界でも凄いネ。》
でもネ。水族館に行くと、時間が足りなくなり
見たかったコーナーをじっくり見られなかったりすることも
多いよね。だって上に書いたように、水族館は曲がりくねった
通路だから距離感や時間間隔を失いやすくするんだよね。
また、順路の最後にクライマックスを持ってくるケースが
多いから、最初からじっくり見ていくと、肝心なところで
時間が足りなくなってしまうんだよね。
私、まっちゃん。あまり水族館には行かないけど
行ったら、いつもこんな経験をするんだ。
だから、こんな失敗をしないためには最初に館内マップで
館内を把握しておくことがポイントと言えるよね。
さらに心と時間に余裕があれば、まず最後までざっと見て、
それから気になるところに戻るようにすれば、時間配分が
楽になり見落としも少なくなるよね。《経験も踏まえて。》
水族館と言えば、幼子と親子で行くところと思われがちだが
私のような、そろそろ熟年に突入した人にもお薦めだね。
だって、何か自然の神秘を感じることが出来るんだもの。
【朝一は動物や魚もその日初めて会う人。愛想が良いらしいよ。】
それと、行く時間帯だけど空いてる時間帯が良いに決まってるね。
空いてる時間。朝の開館直後。水槽の透明度が一番高いんだね。
もしくは夕方。ショーをやってる所ではそれは見ること不可能。
でも、夕方はいろいろな水槽でエサを与えているところが
多いよね。閉館間際まで粘ると貴重な場面に遭遇するかも。
これから、本格的に暑い季節だね。水族館へ行きたいね。
でも私の住む県。水族館は3箇所しか無いんだ。それも遠いんだ。
※でも、もうひとつ発見。「日本で一番小さい水族館」。
【↑日本一小さい水族館「エビとカニの水族館」。サポーター制。】
※心あるサポーターの運営協力金で成り立つ貴重な水族館です。