【先日、奈良県御所市。葛城山と金剛山の麓の古道を歩いた。】
【到着地は、関西花の寺第二十二番の船宿寺(せんじゅくじ)。】
【ツツジの大刈り込みで埋まるので「ツツジ寺」とも呼ばれる。】
【↑神々の山の麓を北へ。鴨神集落に鎮座する高鴨神社へ。】
【ここは全国の鴨族、加茂神社の発祥地である高鴨神社だ。】
【蘇えりを司る神様により、人々は澄んだ心を取り戻すと言う。】
弥生時代、この地の鴨族の人達は日本全国を回り製鉄技術や
薬を広めて行ったそうである。
自分のことだけではなく、世のため、人のために奉仕する心が
鴨族の人達によって、全国に伝えられていったのである。
この地の人々は弥生時代から悟っていた。無常!限りある生!
物質的には自分自身は後世には残らない。生きている間に
自分らしく、誇らしく生きるにはどうすれば良いか、、、。
そう!謙虚に生きていくことが自分に与えられた使命だと!!。
【鴨・かもす→エネルギーが広がる様→神→高鴨神社の語源。】
【そして鴨君の地。かもきみの湯で汗を流す。花も綺麗である。】
【私は今、生きている!だから食する。Calを取り過ぎたかな?】
以前「かもきみの湯」を記事にした→葛城の郷「かもきみの湯」。
温泉につられ何度か奈良県御所市を訪問している内に古道が
あることを知った。葛城の道と巨勢の道である。
人々はそれぞれ、与えられた時代を懸命に生きてきたのだ。
この地の人は既に弥生時代に親の背中に人生を学んでいた。
古刹と今の時代の建物が共存し、現代の施設も全て謙虚さから
生まれた事を知った。この地はただの観光スポットでは無いのだ。
大和は広い。大和は深い。
私の大和詣では、まだまだ続きそうである。