【私の部屋の前の空き地のコスモス畑、満開。蝶々が頻繁に訪れる。】
何とコスモスは、熱帯アメリカ原産だそうだ。メキシコから
スペインに渡りマドリードの植物園に送られ、
コスモス≪「kosmos」に由来し「美しい」≫と
名づけられたのだそうだ。(英語の宇宙ではないんだね。)
日本には明治20年頃に渡来したと言われる。
俳句では、秋の季語としても用いられる。
コスモスは菜の花、ヒマワリなどに代表的される、
「景観植物」としてよく利用されているよね。
我が家のコスモスは
前の年のこぼれ種子が芽を出し咲いているのだ。
【田植えの時期に花が咲くので「田植え花」としても知られる「ウツギ」。】
タニウツギの花期は5-6月。今年枝の先端か葉腋に散房花序をつけ、
多数の花をつける。
それが、ご覧のとおり今、花を付けているのである。
この花に限らず、アジサイや木瓜等も花を咲かせている。
夏剪定をしたからか、異常気象のせいか、、、。
いや今、花が咲くのに良い気候だ。と花が間違えたんだよね。
しかし、季節は確実に移っている。
【ピラカンサスの実も色づいてきた。秋。もうすぐ真っ赤な秋だ。】
日当りのいい場所に植えておくと、基本的に放任でも育つ
「ピラカンサス」。しかし、ほったらかしておくと
樹形がまずくなるので年何回か切戻しをする。
しかし、しかし、私、まっちゃんはピラカンサスが嫌いである。
理由は簡単、ピラカンサスには「トゲ」があって、
そのままにしておくと、怪我をすることがある。
だから、定期的に剪定するのだが必ずトゲが刺さるのだ。
ピラカンサスは勢いよく伸びた枝には花を付けず、
先端がトゲトゲした短い枝に花芽をつける。
この徒長した枝からも、いずれは短い枝が出てくる。
だから、定期的にこの枝を切って整える必要がある。
実は母が、ピラカンサスが好きでたくさん植えたのだ。
しかし、今年5本を伐採した。理由はトゲもあるが、
横にハナミズキと金木犀を植えたからだ。
しかし、植えた本人、もうそれを知ることもない。
認知症、、、。未だにどう付き合って良いか悩む。
【ギボウシの葉の群れの中から芽を出し、咲いた「彼岸花」。】
枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、
その先端に包に包まれた花序が一つだけ付く「彼岸花」。
この花は日本の自生ではなく、中国から
帰化したものと考えられているそうだ。
彼岸花は秋の彼岸の頃に咲く。
彼岸は806年(大同元年)、天皇の詔として始められた
行事であったが、いつの時代も人として、
生を終えた後の世界への関心の高いことは同じであり、
いつの間にか生を終えていった
祖先を供養する行事として定着し、今に至っている。
小学生の時、亡くなった我が父。今年50回忌を済ませた。
浄土思想に基づくと、今頃は遥か彼方の「極楽浄土」の
主となっていることだろう。
最近、夕方5時にはまだ明るいのに
5時半には暗くなり始め、午後6時にはもう暗い。
天気の良い日の花、野菜の水やりも時間との勝負だ。
こんな田舎だが、暗くなれば付近には灯りがともる。
街ではないが、この町にも灯りがともる。
つるべ落としと秋の夜長。
まだ夜風は心地よいので、近くを流れる天井川(谷)の
橋の欄干から我が町の夜の景色を眺める。
すると、こんな歌が脳裏をかすめる。
毎年の私の秋の風景だ。
と、いう訳で今年も聴いてください。
「街の灯り」。今年は字幕を入れました。(PCのみ字幕の視聴可。)
下↓。をクリツクして、見て聴いてくださいネ。
街の灯り by masaring