【インパチェンス。夏の花なのに、秋も寡黙に咲いている。】
手を取り合って生きる
それは とても素晴らしい
車椅子に乗っていても 目が不自由でも
ちゃんと生きていける 旅行にだって行ける
手を取り合って生きる
それは とても素晴らしい
つらくても 悲しくても 一生懸命生きれば
楽しいこともある 一生懸命生きよう
みんなで手を取り 生きよう
なんだか楽しくなってくる
大空に向って 大きく羽ばたこう
手を取り合って生きる
それは とても素晴らしい
またもや、古い話で申し訳ない。
この詩はH.K.さんと言う当時小学5年生の女の子の詩。
今、多分40歳前になっているだろう。
私の入院暦は、周知のとおり天下一品。
切ったり、はつったり。もう嫌になっちゃうわ。
昨年入院した時、隣のベッドにあるおじさんがいた。
何か高い所で作業中に転落したみたいだった。
そのおじさんが「手を取り合って生き~る♪♪」と
口ずさんでいる。アレレ、どこかで聴いた曲。
「おじさん、それ何ていう歌?」勇気を奮って尋ねた。
「これ?家の娘が詩を書いて、どこかのお兄さんが曲つけて
何やらコンサートで歌とったなあ。
娘の詩やし、覚えやすい口につく歌やさかい、
何でかじきに、歌とるわ。」
「そうや、それにこの詩、当時娘の担任の先生が
色紙に筆で書いてくれて、娘にプレゼントしてくれたんや。
家に額で飾ってるさかい、じき歌うんや。」
おじさんは、そう説明してくれた。
この詩に曲をつけて歌っていたのは実は私達。
人々の心の優しさをテーマにした「出会いのコンサート」。
今やったら人権フェスティバルみたいなもの。
それの応募作品の詩。何篇かの詩が選ばれ
私達の当時のグループがコンサートで歌った。
このコンサートは各地を回り、この歌も何回も歌った。
でもその時、娘さんのお父さんに「それ私、作った。」とは
言えなかった。あまりに無様な私だったから。
でも、この歌。今こそみんなに伝えたい。
手を取り合って生きる時代。それは、今だから!!。
探したらその当時のコンサート音源がテープで残ってた。
アコースティックでリズムはバラバラ。演奏ミスも目立つ。
でも、温故知新。敢えて流します。下↓をクリックしてね。
手を取り合って生きよう。
【プレクトランサス・モナ ラベンダー。花言葉は、沈静 友情。】