今度はPE派には欠かせないスナップの重さ比べです。ルアーを直結しちゃうと交換のたびにリーダーが短くなり、おのずとリーダー交換の手間も増えますからね。比べたのはサツキマスタックル&シュガーミノーSG80F用で揃えましたが、本流・レイク用トラウトタックルに7~8cmミノーを結ぶ場合と同じと考えてもらっていいでしょう。
標準装着スプリットリング #2/バスデイ 0.070g
クイックスナップ #0/オーナーばり 0.050g
クイックスナップ #1/オーナーばり 0.084g
耐力スナップ #1/オーナーばり 0.054g
音速パワースナップ S/がまかつ 0.088g
スナップってそんなに重くないんですね。強度的にはクイックスナップ #0(破断値9.6kg)でもぜんぜん問題ないんで、重さが気になる方はそれをどうぞ。ルアーのアクションへの影響はこの程度のサイズなら重さよりも形状の方が大きいようで、ルアー接続部の径が大きな耐力スナップは、ノーマル時よりも動きが大きくなりすぎて扱いにくい部分がありました。動かないヘビーシンキングミノーにはむしろ適しているかもしれません。他のスナップでは影響は軽微です。もちろんスプリットリングを外しスナップだけを接続した場合の話で、スプリットリングを付けたままだと動きが明らかに損なわれます。
スナップの強度を問題視する人もいますが、僕の経験では(もっぱらクイックスナップ#0~1を使用)道東で50~60cmのアメマスを100尾以上釣ろうとも、川のトラウトに使う分にはトラブルは皆無です。ただし2~3時間ごとに新品に交換していますし、岸で激しく暴れられた後や、スナップにおかしな力がかかったと感じた時も交換しています。とうぜんロック部の閉め忘れは論外です。シイラとか釣っているとバシバシ壊されるんで、オフショアでスナップ使うのはすぐ止めましたけれどね。
あ、テストにバスデイのスナップが入っていないことに他意はありません。たまたま手元になかっただけ。請求すればいくらでももらえますが、安価なものですし、そんなことで担当さんの手を煩わせるのも気が引けるから、近所で売っている品を使っているだけです。
ただの釣り好きオヤジだと思われちゃうんで(笑)
クロスロック好きなら音速スナップは試す価値ありですよ。
いちいちロックを開かないでも交換できる
(エギ用には何年か前からあるスタイル)
ので手間いらずです。