このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
被災地からのニュースで、水道が出なくなったままのデイサービス事業所が井戸を掘削している、と報じていた。
東日本大震災後、相当無茶をした僕でも、そこまではやらないなと驚いた。
なんでも、ふだんは利用者が90人いて(登録者数か)、そのうちのほとんどが二次避難しているけれど、20人は市内に残っているとの話で、推察するに結構なサイズだ。
それだけに、経営者にとっては生きるか死ぬかの瀬戸際だろう、事業継続がうまく行くことを心から祈る。
大震災時に唯一幸いだったのは、残ったグループホームが市の上水道施設の川からの取水口に近く、水道が止まらなかったことだ。
熱源もプロパンガスが使えた。
このホームに、流失した二つのホームの利用者様と職員を合わせた計60名が雑居することになったのだが、狭いながらも支援物資や炊き出しや仮設トイレに頼ることなく過ごせた。
結局、体調を崩された方も居なかった。
衛生的な環境は何より大事だ。
福祉施設への補助金メニューには給水設備(受水槽など)整備事業があるので、来年度はそちらの申請を行なおうかといまさらながら考えている。
今、被災地の方々に対して私たちができることは残念ながら寄付と募金くらいだが、思い寄り添いながらそれを長く続けて行きたい。