このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
あなたはとても優しいけれど、相手に対してどんな時に怒るの?と藪から棒に尋ねられた。
「そうだねえ、きみは『ブレードランナー』(1982年)って映画を観たことある?
あるのか。それなら話が早い。
知ってのとおり、あの映画はカルト的な人気が高く、セリフを暗記しているひとにも何人か会ったくらいなんだけど、特にラスト近くの、寿命が切れるレプリカント(奴隷労働用の人造人間)役のルトガー・ハウアーのセリフはまるで一編の詩のように美しいんだ。
「オレはお前たち人間がとても信じられないような光景を見てきた。
オリオン星雲の縁で炎上する攻撃用宇宙船、
タンホイザーゲート付近できらめくCビーム、
そんな記憶もやがてすべて消えて行く、、、雨の中の涙のように。
、、、死ぬ時が来たようだ。」
それがある時、このセリフと似たような気持ちになったのね。
それ以来思ってるんだ、僕のところへやってきて、昔このへんで地震と津波があったんですってね、こちらには何か被害はありました?なんて軽々しく言わないでね、たとえ外国人でも、と。」