ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

PTSD(再掲)

2024年01月08日 | 日記

 あなたはとても優しいけれど、相手に対してどんな時に怒るの?と藪から棒に尋ねられた。

「そうだねえ、きみは『ブレードランナー』(1982年)って映画を観たことある?

あるのか。それなら話が早い。

知ってのとおり、あの映画はカルト的な人気が高く、セリフを暗記しているひとにも何人か会ったくらいなんだけど、特にラスト近くの、寿命が切れるレプリカント(奴隷労働用の人造人間)役のルトガー・ハウアーのセリフはまるで一編の詩のように美しいんだ。

 

「オレはお前たち人間がとても信じられないような光景を見てきた。

オリオン星雲の縁で炎上する攻撃用宇宙船、

タンホイザーゲート付近できらめくCビーム、

そんな記憶もやがてすべて消えて行く、、、雨の中の涙のように。

、、、死ぬ時が来たようだ。」

 

それがある時、このセリフと似たような気持ちになったのね。

それ以来思ってるんだ、僕のところへやってきて、昔このへんで地震と津波があったんですってね、こちらには何か被害はありました?なんて軽々しく言わないでね、たとえ外国人でも、と。」

 

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人間ドック

2024年01月03日 | 日記

 元旦、年賀状とともに人間ドックの結果表が送られてきた。

例年通りセンダード市のクリニックで12月中旬に受検したもので、過去3年分のデータが併記されている。体重、BMI、胴回り、体脂肪、マーカー検査など全体の数値は目に見えて良くなっているものの、耳、目、胆石など、パーツ悪し。

やはり加齢には勝てないのか、とややあきらめムードになり、帰省した子供たちが持参した土産の洋菓子を交互に食べていると、石川県での大地震のニュースが報じられた。

昨年特に後半思い切り働き、心残りなく一年を終えて、2024年はかつてないほど穏やかな年になるかもな、と思っていたのが、今や胸のざわめきが止まらずにいる。

たまたまチャンネルを回したテレビ局の解説委員が「東日本大震災当日の、けせもい市での大火災のように」と触れているのを観た。

今年も、長寿や健康とは別のところで摂生し、体力を維持して、有事に備える。まずは軽トラックのバッテリーをチェックしよう。

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