波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

言葉のケイコ【その廿拾捌(にじゅうはち)】

2020年04月07日 | 【保管】言葉のケイコ

 

歩く


にとっての新しいスタートを切ってからちょうど1年が過ぎた。実はその間(正確には昨年5月末から)こっそり続けてきたことがある。ダイエットだ。膝に水がたまり痛くて歩けないくらいの状態が続いたことが一番の理由。もうどこにも行けないかもしれない、と考えたら怖くなった。それまでは仕事が忙しいことや諸々を言い訳にして目を背けてきたが、一切の言い訳が通用しない生活。歩けなくなってからでは遅い。今まで仕事に使っていたエネルギーをダイエットに使ってみようと決心。当然楽して痩せられることもなく、我慢の連続。もとがまんまるな私が2、3キロ痩せたところで気づいてはもらえない。ちょっとへこたれそうになる。けれど結局は自分のためにやっていることと続ける。おかげで数ヶ月たって膝の病院の先生に「別人の膝のよう」と褒められた。だから私はその後もこっそり続けている。最近になって、会う人に「痩せたね」と言ってもらえるように。まんまるが中まるになったくらいのものだが、ああ続けることには意義があるよなと思える。頑張ることは無駄なことじゃない。


けなくなってからでは、遅い。私は最近新たにそう思うように。この国は、世界は、どこに向かうのだろう。みんながそれぞれの正義を盾に腕を振り上げる。目指すところは同じはずなのに。どうして痛むところが偏るのだろう。願わくは、この痛みを、我慢を乗り越えた先に、人々がやってきたことの意義を見いだせますように。頑張ってよかったと、思えますように。


【波風氏談】コメさんが転ブロ(=転勤でブログ協力終了の意味)し、今日からケイコさんお1人に知人協力ブログのお任せ。波風氏も4年ほど前に膝と踝が痛くて階段の上り下りが出来なくなった。病院で、体操と減量のお達し受け真面目に努力したら改善。ケイコさんの嬉しさ、わかるなあ。金魚の画像は幼稚園時代の息子の描いたもの。

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