波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

高貴な心

2020年04月04日 | 新聞感想

ルテガは、ドイツとイタリアでフアッシズム台頭し、ロシア革命が起きた時代の人。全くの聞きかじりだが、彼の言う「貴族」とは自分と異なる他者と対話し共存できる我慢や寛容の人。その対極が「大衆」。階級的な意味と違う。一匹なら愛らしいバッタが大群だと全てを食いつくすイメージ湧く「大衆の反逆」。

ぜ「大衆」は暴走するのか、相反する民主主義と立憲主義、指導者と支持者、死者の役割・・・・「こうでないかなあ」の世界観がオルテガの言葉でところどころだがくっきりしてくる。
コロナウィルスに対する指導者の「不要不急の外出は自粛」は、公的助成が無いなら客商売には公的営業妨害ではないのか。店側は文句一つ言えず指導者の暴走は放置され続ける。客の方も店を何とかしてやりたくても「もし・・・」もの時に、検査さえ困難だから言われなくても外に出られない。最高指導者から「この国では誰一人死なせない」という貴族の言葉はまだ一度もない。

こ最近、医療関係の人から「マスクがもうすぐ無くなりそうだ」、自営小売店の人から「このままなら自殺人がたくさん出る」、飲食店アルバイトから「もう罹かっているかもしれない」、地域のサークル会員が「マスクがないから行けない」という話。
背伸びであっても自らに強く迫る人、自らを後回しに奮闘する人、その人たちの身を案じて行動する人・・・・高貴な心が試される世界。


公式裏ブログを『エイリアンでなく』で更新 牛丼つくる。隠し味に赤ワイン、いける。温野菜冷やしウドン久しぶりに。生姜とにんにくで炒める茄子とピーマンは最強だね。今度、これに牛肉も入れて・・・絵と工作関係の材料やスケッチブック等、今週いっぱい使って片付け。仕事量に比べものすごく疲れた。

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