波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

『悪口』にまつわる話

2024年11月25日 | 日記・エッセイ・コラム

職場の同僚や知人から人の『悪口』を聞きたくない、という悩みは多いらしい。「らしい」というのは、最近も人から相談されたが波風氏自身はそういう体験が少ないからだ。新聞の人生相談(11/16朝日『悩みのるつぼ』)に「愚痴聞き役をやんわり断りたい」(女性50代)を見つけ、これ同じだなと思った。新聞は悪口含む『愚痴』だが、へきへきする困り具合は同じ。

回答者(文筆業)は、こと荒立てず理由をつけて役回りから一線を引くのが無難としつつ、長いつきあいの中で共感もあったはず、一番の問題はギブ&ティクのバランスが崩れ、ケアの余地が無くなっていることと言う。もしそうなら、崩れた境界線を引き直し、適切な距離感を再構築するコミニケーション改善だと結論づける。バッサリ断らず「悪口は苦手なので避けたい」「30分なら話を聞けそう」「来月まで待って」など。加えて別の誰かに愚痴こぼすガス抜きも大事だと。相手との関係を切りたくないならこういう手なのかと思うが、スッキリしない。人間関係の問題はだいたいスッキリしないが。相談と回答から少し外れるが、俺ならこうするを書いておきたい。

波風氏は、『悪口』を聞くのが嫌いだ。「それ、本人に直接言ったらよいだろう」と思う。ただただ貶める話なら聞く時間がもったいない。いずれにせよ、「この人(=波風氏)には、人の悪口を言っても大丈夫だ」という波風観(人間観)があるわけで、それは信頼とは違う下卑た心情。別のところで波風氏の悪口を言って恥じないクセの持ち主でもあるはず。波風氏に悪口を簡単に言わせてしまう落ち度があるのだ。実に暗澹たる気分、黙って悪口聞ける器は未だ持たない。
今までの人生、面と向かって「あなたは間違っている」と『批判』したらみんな向こうから離れて行った。新卒の時の校長先生、教頭の時の校長先生、組合の・・・全員揃って年上だが我慢に我慢を重ねた上で・・・。「こういう時の立男さんはとても怖い」とママヨさん。
前にも書いたが、「〇〇が波風さんのことを悪く言っていた」とご親切に知らせてくれる人がいて、「本人(=波風氏)に直接言いなよ」と頼むのだが、まだ一度も来てくれた方がいないし、悪口の意味が全く分からない。その親切な人が波風さんはそんな人ではない!と反論したという話も聞いたことがない。どっちもどっちなのだ。

悪口や愚痴で支えあう人間関係はある。自分はそういう人間関係なら結ばなくて良いと思う人間。愚痴や悪口の相談に対する結論は決まっている、関係が切れるのを覚悟して「悪口はもう聞きたくないので止めて欲しい」と言うこと、「自分は陰で悪口を言わない」ことも伝えてね。


高校のトイレで、同級生が大便器の個室に入ったのを確かめた後、小便器に並んだ我々が盛んに大便器の友をほめそやし先に教室に戻る。少し遅れて教室に戻ってきた大便器の友の上気した何とも言えない顔(笑)。種明かしして2倍楽しんだ先週1週間、波風夫妻は風邪で寝ていた。微熱、食欲不振で体重が減ったが昨日から回復傾向。5日ぶりスクワット再開(70回)し気分良し公式裏ブログを「『波風食堂函館製作所』から」で更新しました。

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