電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

バックアップ・メディアの世代交代

2014年09月25日 06時02分44秒 | コンピュータ
パーソナル・コンピュータを使い始めてから、すでに30年を越えました。さすがに 8bit の頃のデータは保持しておりませんが、16ビットになって MS-DOS が普及してからは、テキストファイル中心にデータを継承してきています。

写真のように、はじめはフロッピー・ディスクでした。5"ディスクも使っていましたが、昭和が終わり平成が始まる頃に、すべて3.5"に移行しました。データ量が多くなると、フロッピー・ディスクでは足りなくなり、光磁気ディスク(MO)に移行しました。はじめは128MBで次に230MBになり、640MBからはUSBメモリも併用するようになりました。



そのUSBメモリも、最初は32MBで次に64MBになり、256MBからは一気に容量がアップして、2009年に1GBのものになりました。これを使い始めてからは、640MBのMOディスクも使わなくなり、2014年まで、ずっと使ってきました。最近になって、空き容量がいささか不安になってきましたので、しばらく前に買い求めておいた16GBの製品(*1)にコピーしなおし、紛失防止のマスコットも付け変えて、今までのメディアは机の抽出しに保存しました。

少し前までは、WindowsとLinuxではファイルシステムも文字コードも違っており、データのバックアップも気を遣ったものですが、今は差し込むだけで自動で認識してマウントされますし、文字コードも基本的に UTF-8で両者が一本化されています。Windows/Linux の両刀使いにとっては、なんとも有難い時代になったものです。

継承しているデータの中で、一番古くから使っているものは、テキストファイル備忘録でしょう。1989年からですから、すでに25年になります。特定のアプリケーション・ソフトに依存しなかったのが良かったと感じます。何度も書いていますが、重要なのはソフトではなく、データの形式であるということ。今回も、テキストファイルを中心とするデータを確実に新しいメディアにバックアップしました。これからも便利に使っていきたいと思います。

(*1):家電量販店で購入したものは~「電網郊外散歩道」2014年1月
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