地元紙・山形新聞で、佐伯一麦さんの連載「Nさんの机で~ものをめぐる文学的自叙伝」を楽しみに読んでいます。今回は、オーディオ(3)です。
クラシック音楽好きの旧友の影響でLPレコードを購入して楽しんだのが、ビゼーの「アルルの女」組曲。戯曲「アルルの女」のもとになったドーデの短編集『風車小屋だより』を岩波文庫で読んだのが、文学と音楽の結びつきに関心を抱くきっかけになったといいますが、そのあたりは作家の内輪の事情でしょう。
むしろ、その後のエピソード、中学校の代表としてスピーカー製作コンテストに参加したとか、クラシックを聴くのに熱中すると家族がうるさがるので、自分の部屋にある自作スピーカーまでケーブルを引いたとか、そのあたりの描写が実に共感できるもので、似たような経験をしているのだなあとうれしくなりました。しかも、フルレンジユニットを用いた自作スピーカーがかえって音のまとまりが良く感じられたことなど、うんうん、そうなんだよね~と思わず頷いてしまいます。
毎回楽しみにしているイラストも、今回はテスターとペンチとドライバーと自作スピーカーです。さて次回はどんな内容だろう? 楽しみです。
クラシック音楽好きの旧友の影響でLPレコードを購入して楽しんだのが、ビゼーの「アルルの女」組曲。戯曲「アルルの女」のもとになったドーデの短編集『風車小屋だより』を岩波文庫で読んだのが、文学と音楽の結びつきに関心を抱くきっかけになったといいますが、そのあたりは作家の内輪の事情でしょう。
むしろ、その後のエピソード、中学校の代表としてスピーカー製作コンテストに参加したとか、クラシックを聴くのに熱中すると家族がうるさがるので、自分の部屋にある自作スピーカーまでケーブルを引いたとか、そのあたりの描写が実に共感できるもので、似たような経験をしているのだなあとうれしくなりました。しかも、フルレンジユニットを用いた自作スピーカーがかえって音のまとまりが良く感じられたことなど、うんうん、そうなんだよね~と思わず頷いてしまいます。
毎回楽しみにしているイラストも、今回はテスターとペンチとドライバーと自作スピーカーです。さて次回はどんな内容だろう? 楽しみです。