晴れ間がのぞいた10月の某日、リンゴ「紅将軍」を収穫しました。このリンゴは、「ふじ」の早生種のような性格のもので、味や香りは「ふじ」の系統、みずみずしくシャッキリした歯ごたえが魅力的です。我が家では矮性の樹が2本だけ植えてあり、比較的保存がきくため、若干量は嫁に行った娘のところ等に送り、あとは自家用になっています。

剪定が適切でよく光にあたったところは赤く、枝葉の裏側となり日陰で過ごしたものは、あまり赤く色づきません。小一時間で収穫した量はコンテナ1個と半分で、ほぼ例年通りの収量となりました。

収穫を終えた樹は、残り少ない秋の日をしっかり受けて光合成をしてもらい、養分を蓄えてもらいましょう。出荷するのであればこれほど葉をつけていると赤くなりませんので、葉摘みといって葉を間引いて光がまんべんなく当たるようにするところですが、こちらは自家用ですのでそんな手間はかけません。もし見た目で商品価値が決まるのであれば、低温で紫外線が当たりさえすれば赤くなる(*1)のですから、やや未熟気味でも夜間に紫外線を当てれば赤くはなるでしょう。光合成で糖度が高くなるのと赤くなるのは必ずしも一致しませんので、むしろ充分に光合成できる葉面積を確保するほうが良かろうという判断です。

今年はリンゴの管理まで手が回らず、「紅つがる」のほうは不出来な結果になりましたが、「紅将軍」のほうは、幸いになんとか例年通りの収穫ができましたので、喜んでいます。

収穫を自宅に持ち帰るときが、来年への希望と意欲が一番高まるときです(^o^)/
(*1):リンゴの色の件:Q&A〜植物生理学会

剪定が適切でよく光にあたったところは赤く、枝葉の裏側となり日陰で過ごしたものは、あまり赤く色づきません。小一時間で収穫した量はコンテナ1個と半分で、ほぼ例年通りの収量となりました。

収穫を終えた樹は、残り少ない秋の日をしっかり受けて光合成をしてもらい、養分を蓄えてもらいましょう。出荷するのであればこれほど葉をつけていると赤くなりませんので、葉摘みといって葉を間引いて光がまんべんなく当たるようにするところですが、こちらは自家用ですのでそんな手間はかけません。もし見た目で商品価値が決まるのであれば、低温で紫外線が当たりさえすれば赤くなる(*1)のですから、やや未熟気味でも夜間に紫外線を当てれば赤くはなるでしょう。光合成で糖度が高くなるのと赤くなるのは必ずしも一致しませんので、むしろ充分に光合成できる葉面積を確保するほうが良かろうという判断です。

今年はリンゴの管理まで手が回らず、「紅つがる」のほうは不出来な結果になりましたが、「紅将軍」のほうは、幸いになんとか例年通りの収穫ができましたので、喜んでいます。

収穫を自宅に持ち帰るときが、来年への希望と意欲が一番高まるときです(^o^)/
(*1):リンゴの色の件:Q&A〜植物生理学会