電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

NHKテレビで「きょうの料理」を観るとき

2021年11月08日 06時00分15秒 | 映画TVドラマ
勤め人をやめて変わったことの一つに、お昼のテレビを観るようになったことがあります。夕方のローカル番組と昼食どきのニュースに続く番組くらいしか観ませんが、木曜日の「サラメシ」と金曜日の「きょうの料理」はNHK、土曜日の「ぽつんと一軒家」は民放の再放送で、毎回ではありませんがこのあたりは観る機会が多いです。

その中でも、「きょうの料理」を観るのは楽しいです。テキスト『きょうの料理』は、学生時代の一人暮らしの強い味方でしたので、結婚したばかりの頃にドサッと持ち込んだ十数冊は、妻に呆れられたものでした。単身赴任時代には『同ビギナーズ』を愛読していましたが、少ない材料で簡単に作れるものが多く、重宝したものでした。でも、いずれも紙ベースでの話で、テレビの映像つきで作り方を知るのは退職のおかげです。

出演者の特徴もだいぶわかってきて、日本料理を担当する大原千鶴さんの回は漫才みたいだし、おしゃれな西洋料理風家庭料理の栗原はるみさんの回は、相手役のTAIRIKさん(*1)との呼吸がぴったりで、なんだか有閑マダムと若いツバメみたいな錯覚に陥るほどです(^o^)/ いや、栗原さんが包丁を上からトントンと垂直に下ろしてみじん切りをしているときに、TAIRIK さんは牛刀のカーブを活かしてみじん切りをするのを見て、料理経験の豊富さをうかがい知るなど、若い人たちの実力を再認識したりもしています。

こうした映像で一番参考になるのは、例えば「中火で加熱する」とあるとき、どの程度の時間なのかが体感としてわかること。不慣れなときにはつい加熱しすぎて食材がくにゃっとなりがちなのですが、ああ、あの程度でいいのか、とわかりますので加熱し過ぎがなくなります。これはテレビ映像やネット動画の強みですね。

(*1): TAIRIK さんというのは、佐田大陸=さだまさしの息子なのだそうで、芸能スポーツ分野にはとんとうといワタクシには驚きの事実です(^o^)/
TSUKEMEN / HAPPYキッチン(Studio Live)NHK「きょうの料理」挿入曲

TSUKEMEN SPECIAL CONCERT クラシックとシネマで辿る音の旅 (TSUKEMEN CONCERT DIGEST) for J-LODlive2


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