文化関連記事なら全国紙で、地域の生活情報なら地域紙で、というのが多くの人の認識ではなかろうかと思いますが、当地の地域紙である山形新聞では、山響こと山形交響楽団はじめさまざまな演奏会の記事が、かなりの頻度で掲載されます。以前は、鈴木雅史氏の署名記事が多かったのですが、最近は伊藤律子記者のものが多くなってきています。その中でも「山響クロニクル・50年の軌跡」の連載はたいへん懐かしく、また興味深く読んでいます。昨日の記事は、1990年代に山響が取り上げたシベリウスの交響曲全曲演奏の経緯に触れたものでした。

この頃、私は40代の多忙まっただ中で、まだ定期会員ではありませんでしたが、妻と一緒にシベリウスの交響曲の演奏会に出かけておりました。「北欧の精神、東北に重ねて」という記事を読み、冬の寒い中、シベリウスの交響曲全曲演奏を目指す7年間の取り組みに注目していたことを思い出します。毎年厳寒の中の演奏会でしたが、あれは良かったなあ。
昨日の山形新聞には、もう一つ、地域ネタといいましょうか、河北町の紅花資料館の名誉館長に堀米ゆず子さんが就任し、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ」やモーツァルトの「オーボエ四重奏曲」などを演奏したというニュースが掲載されていました。

今は紅花資料館として一般公開されていますが、元はと言えば紅花の豪商であり豪農でもあった旧堀米家の邸宅です。そして、堀米ゆず子さんのお父さんがこの家で生まれた次男坊で、長男さんがゆず子さんの伯父さんにあたりますので、子供の頃はお父さんの実家に当たるこの家で夏休み等を過ごしたのだそうな。伯父さんが生家を河北町に寄贈し、紅花資料館になったのでした。そういえばここで過ごした頃のお転婆なこぼれ話〜肝試しをした話とか〜だいぶ前に堀米ゆず子さんの演奏会でご本人が話していたネタだったなあ。たしか、クロイツェル・ソナタを演奏したときだったか。こちらは上村耕平記者の記事です。上村さんはたしか九州の生まれではなかったか。御縁があって山形で働く若い人の書いた記事を、若い頃に地元にUターンして古希を迎えた私が読んでいるのだなあ。

この頃、私は40代の多忙まっただ中で、まだ定期会員ではありませんでしたが、妻と一緒にシベリウスの交響曲の演奏会に出かけておりました。「北欧の精神、東北に重ねて」という記事を読み、冬の寒い中、シベリウスの交響曲全曲演奏を目指す7年間の取り組みに注目していたことを思い出します。毎年厳寒の中の演奏会でしたが、あれは良かったなあ。
昨日の山形新聞には、もう一つ、地域ネタといいましょうか、河北町の紅花資料館の名誉館長に堀米ゆず子さんが就任し、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ」やモーツァルトの「オーボエ四重奏曲」などを演奏したというニュースが掲載されていました。

今は紅花資料館として一般公開されていますが、元はと言えば紅花の豪商であり豪農でもあった旧堀米家の邸宅です。そして、堀米ゆず子さんのお父さんがこの家で生まれた次男坊で、長男さんがゆず子さんの伯父さんにあたりますので、子供の頃はお父さんの実家に当たるこの家で夏休み等を過ごしたのだそうな。伯父さんが生家を河北町に寄贈し、紅花資料館になったのでした。そういえばここで過ごした頃のお転婆なこぼれ話〜肝試しをした話とか〜だいぶ前に堀米ゆず子さんの演奏会でご本人が話していたネタだったなあ。たしか、クロイツェル・ソナタを演奏したときだったか。こちらは上村耕平記者の記事です。上村さんはたしか九州の生まれではなかったか。御縁があって山形で働く若い人の書いた記事を、若い頃に地元にUターンして古希を迎えた私が読んでいるのだなあ。