今年もたくさんの干し柿を下げました。糖度が高く、甘くて美味しい平核無(ひらたねなし)柿です。試しにつまんでみると、抜群に美味しい。冬の間の甘味はこれで確保できたと喜んでいたところ、なんだか右端の方の実がやけに減っています。妻が味見をしているのもあるでしょうが、どうもそれだけではなさそうです。ふーむ、これはハクビシンだなとピンときました。
だいぶ前、気づかずにいたらいつの間にかごっそりやられていたこともあり、ハクビシンが甘党なのは承知しています。端から端まで干し柿約50本、1本あたり10個ですので、計500個ほどあります。念のために、リンゴを収穫して用済みとなり、巻き取っていた防鳥ネットを張ってみました。
作業小屋の南側の軒先に下げた40本とは別に、後から追加で西側に10本ほど下げています。こちらもそろそろ褐色に色づき、渋が抜けて(不溶化して)きているようです。
ハクビシンも、うかつに柱に登ろうとするとネットが絡まることは学習しているようで、その後は被害がストップしたみたい。良かったよかった。そろそろ作業小屋の屋内に入れる季節ですが、中でやられると大変なので、作業小屋の中でも防鳥ネットで囲っておきましょう。防鳥ネット、ちゃんと巻き取っておけば何度でも使えて、なかなか便利なものです。