電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

使ってみてわかったブラウザVivaldiの広告除去機能

2024年11月24日 06時00分26秒 | コンピュータ

Windows10 は重すぎてストレスが大きいと Linux 化を実行した2013年製のサブノートパソコン ThinkPad Edge E130 (8GB) ですが、Ubuntu 22.04LTS でも実用的に使えるとわかり、実験的に導入したブラウザ Vivaldi でいろいろ試しております。特に広告を表示せずユーザー追跡も拒否する設定にしていますが、この広告除去機能がどの程度に有効なのかに興味がありました。

インターネットで広告が果たす役割というのは充分に理解できます。Google の様々な無料サービスが、利用者の検索傾向に応じて選択的に広告を表示する機能によって成り立っているわけですから、同社が力を入れて普及させた Chrome ブラウザが広告排除機能を持たせない理由も理解しています。一口に広告と言っても、新聞の一面の最下段に並ぶような行儀の良い広告のように、ブラウザに表示される画面の端っこにちんまりと表示されるような種類のものは、別に苦になりません。しかし、記事本体を隠すように強制的に表示されるCMや、音楽を聴いている時に割り込んでくる広告などは腹立たしく実に「うざい」です。

こうした不愉快な広告を減らしてくれるのであれば、多少の欠点には目をつぶり、日常的に使うツールとして選定する価値はあると判断します。では、Vivaldi の場合はどうか。まず、通常のブラウザで表示される「うざい」広告の例;

画面の左下に、記事に重ねて表示されているやつです。画面の右側にある広告は、別に記事を読む邪魔にはなりません。ところがこういう行儀の悪い広告は、せっかく記事を読もうとしているのにそれを妨げてしまう。これと同じ画面を Vivaldi では

うざい広告をカットしてすっきりと見せてくれます。しかし、右側の広告そのものは表示したままです。要するに、行儀の悪い「うざい」広告をカットするけれど、広告そのものを否定しているわけではない、ということなのでしょう。

こういう姿勢は理解できますし、共感するところが大きいです。また、YouTube でも曲の始まりに出てくる広告がちらりと表示されますが、実際には「Skip」表示が出るまで我慢させられることもなくなるようです。では、曲間に無遠慮に割り込んで来る広告はどうなのか、もう少しこの Vivaldi ブラウザを使ってみたいと思います。

 

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