電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

カーキブラックとブルーブラックの混色はほとんど黒だが

2020年11月11日 06時01分58秒 | 手帳文具書斎
先に購入したプラチナ社のクラシックインクのシリーズから、カシスブラックとカーキブラックを2:1に混色してみたら、たまたまゴールドオーカーっぽい色になって(*1)、便利に使っております。では、カーキブラックにブルーブラックを混ぜたらどうなるのか。試しに、カーキブラックとブルーブラックを2:1に混ぜてみました。あくまでも実験的な試みです。

その結果、とくに沈殿したりはしていないようです。休ませていた青軸カクノにコンバータ CON-50 で吸入して使ってみると、ほぼ黒系のインクに見えます。書いている途中では青っぽくも見える黒ですが、後に残るのは焦げ茶色がかった黒です。いわゆる真っ黒とは違う、微妙に青黒から焦茶黒に変化する不思議なインクになっています。ただし、黒インクとどこが違うのかと問われると、あまり意味はなさそうと答えるしかないですね〜(^o^;)>poripori



混色し青軸カクノに吸入してからほぼ二週間。今のところ、とくに詰まりもしていないようですが、もう少し様子を見る必要がありそうです。

プラチナ社の黒インクと比べると、色合いが多少違うといえば違うのですが、古典インクの特徴である酸化されて黒っぽく変化するという過程がはっきりと見えないのでは、あまり楽しくないかも。ブルーブラックは青色の色素が多いために、焦げ茶色を通り越して黒になってしまうのかもしれません。残念ながら、これは外れだなあ。カーキブラックの比率をもっと多くして、ブルーブラックを少なくしたらどうなるだろう。今回、混色した分を使い切ったら、試してみましょう。

(*1):クラシックインク「カシスブラック」と「カーキブラック」を混ぜたら〜「電網郊外散歩道」2020年10月


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