電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

プラチナ社のクラシックインク「カーキブラック」を使ってみる

2020年09月01日 06時01分49秒 | 手帳文具書斎
茶色のボールペンのインクがそろそろなくなりそうなので補充しようと思ったのですが、ふと「茶色のインクがあれば Preppy で使えるなあ」と思いつき、プラチナ社の「クラシックインク」シリーズの中から、「カーキブラック」を購入して来ました。




ちょうど Preppy の 0.5mm (中字:M相当)に新品のコンバータが1本余っていましたので、これを使ってカーキブラック専用ペンが1本できました。以下、使ってみての印象です。



  • カーキブラックという色は、書いた直後はくすんだ黄緑色というか、緑がかった黄土色といった印象ですが、徐々に空気酸化されて、茶色と言うか、暗い黄土色に変わっていきます。
  • 一晩おいた書き始めは、キャップ内の空気で少し酸化されているインクが流れ出すためか、はっきり茶色ですが、書いているうちに新鮮なインクが流れるようになり、薄い色が徐々に茶色に変化する様子が確認できるようになります。
  • 手持ちの用紙では、ツバメノート、キャンパスノート、コピー用紙のいずれでも裏抜けしませんが、「恐怖の裏抜けテストノート」、Ca.Crea では残念ながらバッチリ裏抜けします。Ca.Crea でも抜けないプラチナ古典BBの優秀さを再確認しました。
  • 書き味はとくに変わった点はなく、普通に書け、快適です。色の加減で、中字のほうが扱いやすいかもしれません。
  • 同社のブルーブラックなどと一緒の紙面に書くと、意外なほど沈んで落ち着いた(落ち着きすぎる)紙面になります。むしろ黒や赤など、強烈な自己主張を持つインクの引き立て役として使えるのかも。同系統の色のボールペンとの違いは、「インクのテカリがない」点でしょうか。実用的にはボールペンのほうが安価で良さそうですが、このあたりは好みの問題か。

同シリーズから、暗い赤色の「カシスブラック」なども試してみたいものです。


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