電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

運転免許更新のために高齢者講習を受けてきた

2025年01月26日 06時00分01秒 | 散歩外出ドライブ
今年は運転免許更新の年に当たっています。早々に高齢者講習のハガキが届きましたので、近くの自動車学校に予約を取り、受講してきました。今の時期ですと、高校三年生か大学生かと思われる若い人が多かったものですが、意外に高齢者が多い。私と同様に、高齢者講習を受講すると思われる人がかなりいるようです。

遠い記憶によれば、自動車学校というのは独特の雰囲気を持っているものでした。自動車学校の受付に来るのは何十年ぶりでしょうか、免許を取ったのが半世紀以上前ですが、この雰囲気は覚えがあります。ビジネスライクというか効率的というか、うっかり落ち度があればアナタの責任、次の機会に回ってくださいという徹底したスタンス。まだ学生気分でいると吹き飛ばされてしまいそうでした。

で、今回、72歳での高齢者講習は2時間。前半は視力及び視野角の検査とDVD視聴、後半は運転実技でした。その結果は;
  • 両眼測定で静止視力は1.0で、動体視力が0.3、ミス0回。これは70〜74歳としては「ふつう」だそうですが、若い人と比較すれば劣る面がある。結果を見るとスピードに対応しきれなくなることが考えられますので、「ゆっくり行こう」の精神で安全運転だな(^o^)/
  • 夜間視力の検査では、両眼測定で通常視力が1.2で、視力回復時間が67秒、これは70〜74歳としては「ふつう」だそうですが、やはり若い人よりは劣る。これに対して眩光下視力は0.7で、同年代としては「やや優れている」ほうだとか。
  • 視野角は右90度、左89度で計179度とずいぶん広いみたい。検査官も「見えますね」と驚いていました。
  • 実技の方は、全く問題なく終わりました。とくに交差点や丁字路などで指差し確認をしていることはとても良いことだそうです。確かに、気をつけようという「意識」だけでは不確かで、「習慣」になると確実性は増すのでしょう。
うーむ、今回の高齢者講習、8000円の値打ちはあったかというと多少の疑問もありますが、特に夜間の運転についてきちんと数値で認識できたのは収穫でした。確かに若い頃は夜の運転も平気でしたが、近年は夜間、しかも雨や雪などの悪天候時には怖さを感じるときもあり、ハンドルを握る手が緊張します。山響の定期演奏会など帰りの夜の運転には充分に気をつけ、今後も安全運転につとめたいと思います。



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