2023年3月に非常勤の勤務もやめて完全にリタイアしたため、通勤がなくなりました。4月からは専業農家の1人としてサクランボや桃などを育てながら地域の役割を果たす生活に変わりました。そのため、車で移動するには軽トラックを用いることが多くなり、乗用車マツダ・デミオXDクリーンディーゼルに乗るのは山形交響楽団や山形弦楽四重奏団等の定期演奏会を聴きに行くとか、山形市に買い物に出かけるとか、あるいは近隣市町の親戚を訪ねるときなどに限られるようになり、毎日の通勤に使って年間15,000kmも走っていた頃とはまるで様子が変わってしまいました。
この結果はいわゆる燃費に現れており、給油記録によれば満タン法で測った燃料消費率の値は通年で 20km/L を切っています。これは、それまでの主として郊外ドライブを中心とする走行パターンから、主としてちょい乗りを中心とするパターンに変化したことによるもので、「淡々と走り続ける」というディーゼル車本来の望ましい走り方とは言えません。とは言いながらガソリン車のちょい乗り主体の燃費と比べれば格段の経済性で、隔月あるいは3ヶ月に1度、給油時に5,000円から6,000円を払えばすみます。1ヶ月あたりに直せば2,000円〜2,500円程度の負担で乗れるのは、今どき実にありがたいことです。購入して10年が経過しましたが、乗ってみるとまだまだ快調です。カセットテープやCDカーステレオの時代とは異なり、USBメモリで再生する音楽も故障知らずで、もう少し大丈夫みたい。マツダ・デミオXD、雪道の通勤を想定して発熱の少ないLEDでなく発熱により雪が付着しにくいハロゲン・ヘッドランプを選んだのも正解でした。こうなると主食費よりも高額な、年々高くなる自動車保険の負担がアホらしいですが、さてどこまで長く乗れるか、妻のお気に入りのモコと競争です。いや、日本経済にはあまり貢献しない話かもしれませんが(^o^)/