電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

稲刈りが進む田んぼの中をエルガー「チェロ協奏曲」を聴きながら走る

2020年09月29日 06時00分36秒 | -協奏曲
9月も残り僅かになる頃、当地では稲刈りが進んでいます。通勤経路の相当部分が、黄金色の田んぼの風景を眺めながら車を走らせますので、朝にはまだ稲穂が頭を垂れていたのに、夕にはすっかり刈り取られている、といった状況です。人影もない田んぼには大型のコンバインが動くだけで、機械の作業の速さには驚きます。



ただいま、朝夕の通勤の音楽にしているのがエルガーの「チェロ協奏曲」で、新倉瞳さんのチェロ、飯森範親指揮山形交響楽団の演奏です。山響の定期演奏会がきっかけで購入(*1)したCD(SONY:MECO-1032)から Ogg forbis 形式でリッピングして USB メモリに移したものです。すでに一度記事(*2)にしておりますが、この季節の雰囲気にあった音楽という点から見ても、エルガーの音楽はよい選択と感じます。甘すぎず、力強さもあって、しみじみとした哀感も充分にあります。ハンドルを握りながら耳にする音楽としては、ロードノイズで聞き取れないほどのppの連続も少ないのがありがたい。自宅でも何度も聴いていますが、ほんとにいい曲、演奏です。

(*1):山響第245回定期演奏会でエルガー、ブルッフ、ヴェルディを聴く〜「電網郊外散歩道」2015年5月
(*2):新倉瞳(Vc)、飯森範親・山響でエルガー「チェロ協奏曲」他を聴く〜「電網郊外散歩道」2016年1月



昨夜は、ご近所隣組の長老が逝去したとの知らせを受け、葬儀関係の打ち合わせに出かけておりましたので、山響演奏会ライブ配信は最後のところだけになってしまいました。できればアーカイブされて後で全部を聴くことができるとよいのですが、さてどうかなあ。


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