インターネットで動画が公開されるようになり、様々な恩恵を受けていますが、先日しばらくぶりに動画「Powers of Ten」(イームズ・オフィス)を見ることができました。これは、もともとはたしか1970年代の後期に作られたのだったと思いますが、10の累乗というのがどういう意味があるのかを、実感として理解することができる、非常に優れた映像だと思います。10の0乗=1mの世界から、10の1乗(10m)、10の2乗(100m)、10の3乗(1000m)という具合に視野が広がっていく様子は、感動的です。また、再び10の0乗に戻ってから、こんどは10の-1乗(0.1m=10cm)、10の-2乗(0.01m=1cm)、10の-3乗(0.001m=1mm)、と視野を狭めていくと、対象がどんどん拡大されていきます。原子分子の世界が電子や素粒子の世界にまでクローズアップされていく様子は、理系人間にとってはほんとに圧倒的な体験ですし、おそらく中学生や高校生にとっても得難い有意義な体験と言えるでしょう。
最初に観たのは英語版でした。後に FM-TOWNS の CD-ROM を購入して楽しみました。今は YouTube で公開され、しかも日本語版も用意されているようです。
Powers of Ten with Japanese translation
こちらはオリジナルの英語版です。英語が苦手な子供たちでも、何度か見ているうちに、ああそうか、と気づいてくれるかもしれません。
Powers of Ten™ (1977)
こういう映像企画が実現できた70年代アメリカの活力と創造性を羨ましく思うと同時に、制作から44年が経過し、今は YouTube に公開されているということに、アメリカの懐の深さを感じます。
最初に観たのは英語版でした。後に FM-TOWNS の CD-ROM を購入して楽しみました。今は YouTube で公開され、しかも日本語版も用意されているようです。
Powers of Ten with Japanese translation
こちらはオリジナルの英語版です。英語が苦手な子供たちでも、何度か見ているうちに、ああそうか、と気づいてくれるかもしれません。
Powers of Ten™ (1977)
こういう映像企画が実現できた70年代アメリカの活力と創造性を羨ましく思うと同時に、制作から44年が経過し、今は YouTube に公開されているということに、アメリカの懐の深さを感じます。
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