電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

「三大テノール」演奏会の案内ハガキが届く

2021年10月24日 06時00分07秒 | クラシック音楽
先日、「三大テノール」演奏会の案内ハガキが届きました。「三大テノール」といえば、パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスの三人が歌ったあのコンサートのことを思い出しますが、もちろんそれではなくて、新しい山形県民会館「やまぎん県民ホール」で明年2月23日に開かれる演奏会です。

「三大テノールの宴」
   〜日本を代表する3人のテノール歌手による夢の共演!〜
 福井 敬、村上 敏明、笛田 博昭 (Ten.)
 藤岡幸夫 指揮、山形交響楽団
【予定曲目】
ロッシーニ:歌劇『セヴィリアの理髪師』序曲
チレア:歌劇『アルルの女』より「フェデリーコの嘆き」
プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より「冷たき手を」
プッチーニ:歌劇『トスカ』より「妙なる調和」
プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」
ヴェルディ:歌劇『椿姫』序曲
デ・クルティス:帰れソレントへ
ニーノ・ロータ:映画『ゴッドファーザー』より「愛のテーマ」
バーンスタイン:『ウエストサイド物語』より「マリア」
サルトーリ:タイム・トゥ・セイ・グッバイ
プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」ほか
 2023年2月23日(水・祝) 14時開場、15時開演
 チケット料金(前売):S席5,000円、A席 4,000円、S席ペア 9,000円

新型コロナウィルス禍で、純器楽とくらべて合唱や声楽は受難の度合いが高かったのではないかと思いますが、このところ当地・山形でもオペラ公演や声楽の演奏会が続いています。かつて、世界の三大テノールの東京公演が発表された時、東京在住だった叔父さん夫妻もチケット合戦に応募したのだそうです。たしか1人4万円とか言っていましたが、残念ながら外れてしまい、ビデオで観るしかないと口惜しがっていました。会場はたしかどこかの球場か巨大なアリーナで、マイクロフォンで拡声された歌声を聴く形ではなかったかと記憶しています。それを思えば、約2,000人規模のホールで50人弱のオーケストラをバックに歌われる音楽の数々は、演奏家の表情もはっきり見える近さでの楽しみ方となり、まことに贅沢な限りではなかろうか。
山形交響楽団の定期会員の場合は、さらに会員割引での案内でしたので、S席ペア券をさっそく申し込みました。



さて、今日の午後からは山響こと山形交響楽団の第296回定期演奏会の予定です。今回は、

古典派からロマン派への潮流への旅路
  〜古典音楽の名手 鈴木秀美と山響の友情と、名手 三輪郁との共演が誘う〜
 2021年10月24日(日) 15:00開演 (14:00開場)
 山形テルサホール
 演奏:鈴木秀美 指揮 山形交響楽団、三輪 郁(Pf)
 曲目:
  シューベルト:交響曲 第7番 ロ短調 「未完成」D.759
  シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
  ハイドン:交響曲 第104番 ニ長調「ロンドン」Hob.I:104

というものです。三輪郁さんによるシューマンのピアノ協奏曲、鈴木秀美さんの指揮でシューベルト「未完成」やハイドンの「ロンドン」交響曲が楽しみです。


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