自宅裏の果樹園のあちこちに、鳥が種を運んだと思われるアスパラガスの株が点在しています。どうやらかなりの古株らしく、雑草にも負けずに生い茂っています。せっかくなので、果樹園の見回り時に時折り手を入れて草取りや追肥を行っていますので、ぐるっとまわれば自家用には充分なほどの収穫があります。自分で植えた苗は管理不十分でうまく育たないのに、果樹の幹が北風を遮り、南側が開けていて日当たりが良いという条件のところが生育適地みたいです。そういえば、亡父がサクランボ等の果樹の苗木を植える前は、食用菊やアスパラガスなどを植える畑だった時期もありましたので、土質等の条件は悪くないということなのでしょう。
いよいよ冬に入ってきていると感じられるこの頃、野菜畑も冬を迎える準備に入りました。マルチ栽培をしているタマネギやニンニク等も、寒くて草取りがまだですが、順調に生育しているようです。先日、お天気が良かったので、黄色くなったアスパラガスを刈り取り、周囲の草を引き抜いて肥料を散布、土を寄せて覆土しました。これで来年春まで休眠に入り、新たな芽をたくさん出してくれることでしょう。