少し前の山形新聞の、鈴木雅史氏の署名記事で知ったのですが、飯森範親指揮山形交響楽団が八年越しに取り組んだプロジェクト「アマデウスへの旅」を収録した「モーツァルト交響曲全集」が、音楽之友社主催「レコードアカデミー賞」を「特別部門(企画制作)」で受賞したそうです。確かに、同社のサイト(*1)に掲載されておりました。実に喜ばしいことで、遅ればせながらお祝いを申し上げます。
若い頃は、音友社のレコードアカデミー賞を受賞したレコードを、けっこう注目し、時には実際に購入したものです。いつの間にかその習慣もなくしてしまい、各レーベルの新譜を眺めることもまれになりました。昔は、「レコード芸術」の他にも、「FM-fan」だとか「CDジャーナル」だとか、あるいは「ステレオ芸術」などの雑誌をよく読んでいたのですが、今は大部分の雑誌が休刊・廃刊となってしまいました。逆に「レコード芸術」誌がいまだに刊行を続けていることに驚いております。
CDが売れない時代に、勇気をもって飯森/山響の「モーツァルト交響曲全集」を制作し、発売にこぎつけた制作会社にも、敬意を表したいと思います。願わくは、多くの音楽ファンに受け入れられ、長く聴かれますように、と祈ります。
(*1):2017年度 第55回 レコードアカデミー賞受賞ディスク一覧
若い頃は、音友社のレコードアカデミー賞を受賞したレコードを、けっこう注目し、時には実際に購入したものです。いつの間にかその習慣もなくしてしまい、各レーベルの新譜を眺めることもまれになりました。昔は、「レコード芸術」の他にも、「FM-fan」だとか「CDジャーナル」だとか、あるいは「ステレオ芸術」などの雑誌をよく読んでいたのですが、今は大部分の雑誌が休刊・廃刊となってしまいました。逆に「レコード芸術」誌がいまだに刊行を続けていることに驚いております。
CDが売れない時代に、勇気をもって飯森/山響の「モーツァルト交響曲全集」を制作し、発売にこぎつけた制作会社にも、敬意を表したいと思います。願わくは、多くの音楽ファンに受け入れられ、長く聴かれますように、と祈ります。
(*1):2017年度 第55回 レコードアカデミー賞受賞ディスク一覧
同じく地方オケを応援している当方にも嬉しい話題です。
当全集は価格的にもそうそう手が出るものとは思われませんが、発売元に文化発信の使命感のようなものを感じる企画ですね。