電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

関東地方が梅雨明け間近になると東北地方の梅雨は本格化する

2020年06月29日 06時01分06秒 | 季節と行事
例年の傾向からの経験則で、「関東地方が梅雨明け間近になると、東北地方の梅雨はようやく本格化する」というものがあります。これは文字通りの意味で、関東地方が梅雨の長雨に気が滅入る頃、当地は梅雨の中休みに入っており、この時期がサクランボ佐藤錦の収穫期にあたります。実は、佐藤錦の開発者の佐藤栄助さんは、地元のお天気事情に合わせて、梅雨の長雨にたたられて実割れを生じてしまう「ナポレオン」より収穫が早い品種を開発しようとして、結果的に食味も良好なサクランボの王様「佐藤錦」の開発に成功したのだそうな。そんなわけで、例年サクランボ「佐藤錦」の収穫が終わって一息つく頃に梅雨が本格化することになります。昔の人の努力と工夫は、実にうまくできているものだなあと感心します。



もうすぐ7月。果樹園はスモモ・大石早生の季節となります。当地はこれから雨続きのお天気となるはずですが、この冬の雪の少なさを考えると、暖冬冷夏との予測も成り立ちます。梅雨がなかなか明けなくて長引く可能性もあるのかも。さてどうなるか。


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