電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

鳥が突いたリンゴは、実はうまいのです

2006年11月23日 17時50分03秒 | 週末農業・定年農業
今日は晴天に恵まれ、午前中は当初の予定通りリンゴの収穫を行いました。家内と大学院生の子ども(?)と三人で、脚立をかけてリンゴをもぎました。
果樹園にとって、鳥の害はけっこう大きいものです。写真のように鳥が突いてしまうと、そこからいたんできます。でも、実はこういうリンゴが一番美味しいのです。鳥が突いたところを果物ナイフでばっさりと落とし、傷んでないほうの側を半分食べると、その美味しいこと!やっぱり鳥は美味しいリンゴを発見する天才です。
11月下旬、ふじリンゴの季節には、もうスズメバチの心配もありません。安心して脚立に上り、真っ白な冠雪をいただく月山など周囲の山々を眺め、ラジオを聞きながら(*)収穫作業をすると、気温は寒いですが心は爽快です。

(*):今日は中波のNHK第1放送で、「私の本棚」藤沢周平の特集をやっていました。こういう番組は畑で聞くとたいそう面白いものです。藤沢周平、ますます人気ですね。
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