春の花々が庭に華やぎをもたらしている。剪定しないで縦横に伸びたブーゲンビリアも咲いている。 ピタンガの白い花は咲いたかと思うやすぐ散ってしまった。その側にひっそりと咲いているのがトベラである。その香りは、知る人ぞ知るだろうか。普通の雑草とばかり思っていた低木が毎春になると白い小さな花を咲かせる。その香りについても全く知らなかった。 偶然甘い香りがただよってきたのだった。 一年365日の中わずかな日 . . . 本文を読む
猫は綺麗好きだ。ひねもす毛繕いをしている。サーカスのようだ。そしてひねもす寝ている。 そして、中古住宅ゆえに、ゴキブリはほとんど見かけないがドブネズミは、下水道からやってくる。 小さなドブネズミの毛の生えない赤子が這い出してくるのを見かけたことがある。愛らしいのでそのままにしていたら、庭に向かっていた。さて、猫とネズミの共生である。 猫の中でもネズミ狩りが得意な猫とそうではない猫もいる。 裏庭から . . . 本文を読む
菜の花(からしな)の野菜の生涯を見つめる。愛らしい黄色い花が咲き、そしてそこに小さな蝶たちが花に卵をぎっしり産みつけ、やがて誕生した小さな小さな淡い色の幼虫たちは、黄色い菜の花を寝床と栄養源にして大きくなっていった。気がつくと花たちは皆蝶の幼虫の餌食になっていた。 気が付いて、何度も小さな菜園に通い、見つけた幼虫をはじいていった。幼虫退治をしても、果てがなかった。それでも青い種の鞘は食べられても、 . . . 本文を読む
(クロスケは新聞が好きなのらしい!)正直、困ったものだと思いながら、好きなだけ紙面の上に座らせている。その後、寂しがり屋のクロスケは前足で踏む行為を繰り返して膝の上にやってくる。しばしの安らぎの時間だろうか。赤子の頃の習性を繰り返しているらしいと小耳にはさんだ。母猫の乳を吸う行為の痕跡だという。先日久しぶりに散歩に出かけた公園でも黒と白のぶち猫は膝の上にやってきてしばしうずくまった。安らぎを求 . . . 本文を読む
あの賢かったユウナの木のおばさん猫の姿はもうどこにもない!青いベンチに集っていた猫たちはどこへ行ってしまったのだろうか?ユウナの木から顔を出していたおばさんは、どこにもいない!野良猫たちの一生は厳しいに違いない。猫のいない公園は寂しい。散歩しながらデジカメに撮ったおばさんの姿は残っている。脳裏にあり続ける。公園が遠くなった日々~。ゆうなの木のおばさんに会えなくなって久しい。それでもひょっとして姿を . . . 本文を読む
向かいの若いお母さんが、子供たちと塀沿いに群生していたキンチョウを引き抜こうとした事があった。きれいな花が咲くんですよ、と話して残してもらったのだが、何しろ僅かな土の上で生きているので、なかなか花は咲かない。 西側のブーゲンが咲いている塀の方には塀を張っているXXが繁茂して枯葉が沢山落ちる。その枯葉が土になり栄養になる。(XXの名前は以前確認したので、後で書き直したい) それゆえに、キンチョウが生 . . . 本文を読む
疲れてぐっすり寝ていても、まるで自分の使命のように、起こしにやってくる。お腹の上に乗ったり髪の毛を前脚でなでたり、顔に擦り寄ったり、爪は立てない。声をあげる。 何度も繰り返されると起きざるをえない。 朝5時前後に起こされ、歩け、歩こうを歌いながら階下に歩いていく。ユーちゃんの目的は、朝ご飯だ。 ユーちゃんは目覚まし時計で面白い詩が書けないかな~?この家で生まれた六匹の子猫たち。4匹は後 . . . 本文を読む
黒スケは、里親も探したが、厳しかったので、そのまま面倒を見ている。数ヶ月前から、界隈を彷徨っている大きな茶と白の毛並みの猫がいて、哀れに思い、時たまドライフードを与えていた。 いつの間にか子分のような猫を引き連れて、台所の猫の食事コーナーまでやってきていたが、いつの間にか、家の中と外を自由に行き来し始めた。 風邪症状か、眼から血が出ているようだったので、人間用のイベルメクチンを小さく刻んで、四回ほ . . . 本文を読む
去年と比べて、開花が遅いのだろうか。 椿の花の展示会が開催されている。^_^。しかしやむを得ない時以外大勢の人混みは、避けている。去年の1月は、声が掠れるくらい風邪症状がひどかった。二ヶ月続いた。今年は、風邪症状を抑えるために、ビタミンCのエキスを毎日多めに飲んでいる。それと重曹だ。歯磨きも洗顔も重曹になっている。 先日カリフォルニアからの電話で、寒いモンタナに住んでいるアメリカ人と結婚した女性が . . . 本文を読む
ギーギーギギギギギギと夏の終わりから冬にかけて激しく、うるさく鳴いているこの昆虫の正体を突き止めたのは最近のことだ。家の中にまで入り込んでけたましく鳴いていて、捕まえて写真が撮れたからである。意外と行動は俊敏ではなく、簡単に手でもつかまえることができた。不思議な正体をこの間つかみたいと思いつつ、またうるさいのが鳴いているとずっと思っていた。小さな庭に不思議がつまっていることにまだ驚いている。冬にな . . . 本文を読む