「八月十五夜の茶屋」との関係で読んだが、以前「沖縄の蝶々夫人」の題で研究発表したことがあり、蝶々夫人のオペラから「ミス・サイゴン」のDVDやCDまで観たり聞いたりしたのだが、この間ずっと念頭にあるテーマなのだと納得する。さてどう着地点を求めるか問われているのだが、「蝶々夫人」の系譜は実は『八月十五夜の茶屋』の中にも包含されていると納得させる。小川さくえさんのこの本は読みやすく、概説的で取り上げた作 . . . 本文を読む
(つぶやき)1
市川先生とのメールのやり取りで題が決まりました。中身はどんどん詰められていきます。ご期待を!沖縄の詩人と詩はサプライズにした方がいいのだろうか?民謡の「屋嘉節」を会場で最後に唄ってもらうのもいいかもしれない。
(つぶやき)2
思うに沖縄の文学といえば戦争を描いた作品は多いのである。何らかの形で戦争の爪痕が出てくる。もうそれは宿命のような沖縄島である。戦後はまだ終わっていない、 . . . 本文を読む