志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

『琉球の染めと織り』や『性と聖』をめくっていた。美らジュリの着物?赤は愛のシンボリズム!

2015-04-12 09:40:55 | ジュリ(遊女)の諸相:科研課題
衣裳が階層や社会のシンボリズムであることは明らかだが、その境界に位置した美らジュリの衣装に児玉さんは触れられない。どなたもふれない。UN-touchableな美女たちは近代においては高価な紺地や絣を身に着けている。ある首里の御殿内≪貴族≫出身の女性の談話として、彼女の父親は清から持ち帰った絹物の優れた布を母親(妻)にではなく、「辻の詰めジュリ(妾)の所」へ持っていったという。琉球王府の時代にファッションの中心は首里ではなく、辻遊里や仲島、渡地だったのですね! . . . 本文を読む