ヘチマのツルが、バンシルー(グァバ)の木にまで伸びていったのは、確かだが、何故この間、いつも見上げているはずのその木からぶら下がっているのが、全く目に入らなかったのか。死角というより、脳の中の認識なり、意識が、そこにあるはずのヘチマを弾いていたのかもしれない。あり得ないものとしての思い込みゆえに、存在さえ認知出来なかったのか。目線は、いつもニガウリだ。ぶら下がっている、隠れているニガウリ探しに意識 . . . 本文を読む
暑い日々が続く。毎朝、クマゼミの合唱がけたましい。しかし蝉の羽化の確率が60%だという。生きて、愛を求めて鳴く懸命さに圧倒される。そしてニガウリ!夏を乗り切る野菜に幾分ワクワクさせられている。そのニガウリに蝉の抜け殻が〜。3年ほど前まで、桑の木などが生い茂っていたからだろうか。まだ地の底で蝉の幼虫が生きているのらしい。小さな庭園の不思議。水の溜まったセルロイドの桶(合成の大きめのバケツ)には、おた . . . 本文を読む