【それで?!】
それで
そうなんですよ
うん
それで
すなわち
そんなこと
どうでもよくて
つまり
規定通りで
つまり
形を
生きるだけ
なんです
現在の神は
金だろう
と
やがて１８歳が
言い切る
うん
そうかもね
明日は
見えない分からない
ただ
これとあれを
ね
でも流されるのも
悪くはない
彼女から電話がきた
あの、その、そして
事のなりゆきの推移が
見えてくる
ことばが見える
それで
今はそのＰＣの前で
動けないので
明日だったら
行けるかもしれない
生きている間に交わせることばは
少ない
語れない
寂しさも
語りえる
ことばも
すべてが
川の流れのように
（ランドセルは勇気そのものに見えたりする）
ヴィデオカメラを持って
気になる
事象を
撮る
学校帰りの
子供たちのランドセルを
ただ撮りまくる
風のように動く
水のように走る
そのひと時の
命のめくるめく
動態に
ときめきのような
滴がしたたる
失われたもの
ただ
求めて得られないもの
手を伸ばしても
得られないもの
身近にあって
得られないことば
わたしの白鷺さんは
どこを飛んでいるのかな
明日は
ない
今日
この時
このモメント
虚しさが渦を巻いている
でも彼女は
元気に
電話してきた
明日は
彼女の明日が
ことばになり
流される
流れるままに
河口にゆられ
海洋にでて
魚の餌になる
それも
いいのかも
しれないね
悪夢と
言った
地球破滅の日
信じて自殺した人も
いたらしいね
そうなんだ！
(雑草が好きだ！）
なぜか
歯が欠けるように
消えて行く
風景があり
彼も
あの人も
消えていた
消える
総べてが
消える
消えない
前に
もっと
ことばを
信じたい
信じられる
ことばを
生きてみたい
これとあれと
それが
そうで
そうか
ただ
・・・・・・・・
・・・
疲れた
と
すべてを
投げ出したくなる
気分を
いつでも
爆弾のように
抱えている
爆発寸前
かもしれなかった
それでも
明日
消える
明日
を
見ている
わたしの
絶望
≪朝日はいつでも希望だと思いたい≫
彼は絶望したのだ
ことばに
そして
この世の現象に
レンズを向けた
絶望の底で
スウィッチした
諦めないために
そう
わたしもスウィッチして
心の扉を
開く
思いのままに
軽くなるものを
求めて
声を
出す
声が
聞こえる
声の色
白鷺が飛んで
宙を舞う
明日も飛んでいる
飛んでいると
爽快で
わずかな希望が
見えたりする
やがて８０歳
の
あなたに
会って
・・・・・
いつも顔を出す
虚
と握手する
それも
あり
虚、空
希望
未来
今を生きる
活かす
翼が
折れそうな
今
でも
まだ
ほんとうの
ことばに
出あっていない
ほんとうの
ことばと
であう刹那
を
もとめて
もう少し
飛んでいよう
まだであっていない
絶望
絶望は
希望の
対局だと
誰かが
言っていた
生きている限り
の
希望
ほんとうの声
ほんとうのことば
求めて得られない
もの
を
もとめる
明日
あさって
今日
≪若狭の祭の場から見えた夕日≫
だから彼は
彼女にひたすら己の
幻想／幻影
を向ける
あれはもう
妄想の
狂気だね
そうまでしないと
もはや生きて
いけないんだよ
憐れではない
ひたすらな
妄想を
持てる
彼は
スウィッチ
できて
幸せなんだよ
君に
何が
残されて
いるの？！
そうね・・・
（雑草の力強さにあこがれる）
ただ予見
・・・・・・
白鷺と
黒鷺の
円舞
あんやんなー？！
うんじゅぬ うむい
かないねーしあわしやいびんやー
やいびーしが、ふんとぅぬくとぅば、
ふんとぅぬしなさきぬふとぅくるが
あいねーくぬ浮世わたいしん
めーにちうっさしとぅぶるくとぅんないびーしがやー！
あんやいびーしが、うんじょー、ちゃーやびーが？
・・・・・・・
あちゃーやあちゃーやいびーさ！
