
人類館の著者知念正真さんが逝去された!沖縄文学・演劇の金字塔的作品は超えられたのか?家に戻って、深夜に、ちねんさんの思い出や「人類館」について思うことを書き記したい。追悼文を書きたい。今から国立劇場へ行かなければー。劇場と社会、この深い人文学の研究が沖縄のどの大学...
去年、EKEに原稿10枚ほど、追悼の気持ちを込めてアメリカで上演した「人類館」について書かせていただいた。読み返してみると、10枚では足りないのだということに思い至る。ことばは過剰でも辟易することがあるが、この「人類館」に関する限り、ことばが過剰になることはないのかもしれない、などと思った。もっともっと書きたいことがあふれてくるような気がしたのだ。10枚の文章を読み返してみての印象だが、骨の部分を書いただけで肉となっていないのだと感じた。ならば、今月末にはまたゼロから向き合ってみよう、と意を新たにしているところー。